![]() Dgat1阻害剤としてのカルバモイル化合物190
专利摘要:
DGAT−1阻害剤である式(I)で示される化合物、それらの製薬上許容できる塩、およびプロドラッグ、加えて、それらの医薬組成物、それらの製造方法、および、例えば肥満症の治療におけるそれらの使用を説明するものであり、式中、例えば、環Aは、置換されていてもよい2,6−ピラジンジイルであり;Xは、=Oであり;環Bは、置換されていてもよい1,4−フェニレンであり;Y)は、直接結合であるか、または、−O−であり;Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは2または3であり;nは0であるか、または、nは、Y1が、環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが、(4〜6C)シクロアルカンである場合、1であり;環Cは、置換されていてもよい(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカン、フェニレンまたはピリジンジイルであり;Lは、直接結合または−O−であり;pは、0、1または2であり、pが1または2の場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであり;Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターである。 公开号:JP2011507823A 申请号:JP2010538918 申请日:2008-12-18 公开日:2011-03-10 发明作者:グリーン,クライブ;ノエスケ,アレクサンデル・トビアス;バーチ,アラン・マーティン;バーリンド,ヨナス・グナール;バウアー,ウド・アンドレアス;バトリン,ロジャー・ジョン;ピーターソン,アニカ・ウルリカ;ホヴランド,ラグナール;ヨハネッソン,ペトラ;ヨハンソン,ヤン・マグヌス;リーチ,アンドリュー 申请人:アストラゼネカ アクチボラグ; IPC主号:C07D213-00
专利说明:
[0001] 本発明は、アセチルCoA(アセチル補酵素A):ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT1)活性を阻害する化合物、それらの製造方法、それらを活性成分として含む医薬組成物、DGAT1活性に関連する病態の治療方法、それらの医薬品としての使用、および、温血動物(例えばヒト)におけるDGAT1の阻害に使用するための医薬品の製造におけるそれらの使用に関する。具体的には、本発明は、温血動物(例えばヒト)におけるII型糖尿病、インスリン耐性、耐糖能異常および肥満症の治療に有用な化合物に関し、より具体的には、温血動物(例えばヒト)におけるII型糖尿病、インスリン耐性、耐糖能異常および肥満症の治療に使用するための医薬品の製造における、これらの化合物の使用に関する。] [0002] アシルCoA:ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT)は、細胞のミクロソーム画分で見出される。これは、細胞中でトリグリセリド合成の主要な経路と考えられているグリセロールリン酸経路における最終的な反応を、ジアシルグリセロールと脂肪アシルCoAとを結合させることによるトリグリセリド形成を促進することによって触媒する。トリグリセリド合成に関してDGATが律速であるかどうかは不明だが、上記トランスフェラーゼは、専らこのタイプの分子を生産するのに用いられる経路における工程のみを触媒する[Lehner & Kuksis (1996) Biosynthesis of triacylglycerols. Prog. Lipid Res.35:169-201]。] [0003] 2種のDGAT遺伝子がクローニングされ、特徴付けられている。それらによってコードされたタンパク質はいずれも、それらが配列相同性を共有していないにも関わらず同じ反応を触媒する。DGAT1遺伝子は、それらがアシルCoA:コレステロールアシルトランスフェラーゼ(ACAT)遺伝子に類似していることにより、配列データベース検索から同定された。[Cases et al (1998) Identification of a gene encoding an acylCoA:diacylglycerol acyltransferase, a key enzyme in triacylglycerol synthesis. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 95:13018-13023]。DGAT1活性は、脂肪細胞などの多くの哺乳動物組織で見出されている。] [0004] DGAT1の調節については、もともと分子プローブがないためほとんどわかっていない。DGAT1は、脂肪細胞が分化する際に有意にアップレギュレートされることがわかっている。] [0005] 遺伝子ノックアウトマウスでの研究から、DGAT1の活性の調節因子は、II型糖尿病および肥満症の治療に有用であると予想されることが示された。DGAT1ノックアウト(Dgat1−/−)マウスは生存可能であり、さらに、正常な空腹時血清トリグリセリド値と正常な脂肪組識組成で証明された通りトリグリセリド合成が可能である。Dgat1−/−マウスは、ベースライン時に野生型マウスよりも少ない脂肪組識しか有さず、食事性肥満に対して耐性である。通常および高脂肪の食事の双方において、代謝率は、Dgat1−/−マウスにおいて、野生型マウスよりも約20%高い[Smith et al (2000) Obesity resistance and multiple mechanisms of triglyceride synthesis in mice lacking DGAT. Nature Genetics 25:87-90]。Dgat1−/−マウスにおける身体活動の増加は、それらのエネルギー消費の増加の部分的な原因である。またDgat1−/−マウスは、インスリン感受性の増加、および、グルコース処理速度の20%の増加も示す。Dgat1−/−マウスにおいて、レプチンレベルは50%減少し、これは、脂肪質量の50%の減少と一致する。] [0006] Dgat1−/−マウスをob/obマウスと交雑すると、これらのマウスはob/ob表現型を示し[Chen et al (2002) Increased insulin and leptin sensitivity in mice lacking acylCoA:diacylglycerol acyltransferase J.Clin.Invest.109:1049-1055]、すなわちこれは、Dgat1−/−表現型は、無傷のレプチン経路を必要とすることを示す。Dgat1−/−マウスをアグーチマウスと交雑すると、正常なグルコースレベルと体重の減少が観察され、さらに、野生型、アグーチまたはob/ob/Dgat1−/−マウスと比較して70%減少したインスリンレベルが観察される。] [0007] Dgat1−/−マウス由来の脂肪組識を野生型マウスに移植することによって、これらのマウスに食事性肥満に対する耐性と改善されたグルコース代謝が付与される[Chen et al (2003) Obesity resistance and enhanced glucose metabolism in mice transplanted with white adipose tissue lacking acylCoA:diacylglycerol acyltransferase J. Clin. Invest. 111:1715-1722]。] [0008] 国際出願WO2006/064189は、DGAT−1を阻害するある種のオキサジアゾール化合物を説明している。しかしながら、例えば望ましい薬動力学/薬力学および/または物理化学および/または毒物学的なプロファイルの特性を有するさらなるDGAT−1阻害剤が未だに必要とされている。] [0009] 従って、本発明は、式(I):] [0010] ] [0011] で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグを提供し、式中、 環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、これらはそれぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され; Xは、=Oまたは=Sであり; 環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、ピリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;これらは、それぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立してハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され; Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり; Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは、2または3であり、Y2は、環CにおいてY1と同じ炭素原子で結合しており、Y2は、環BにおいてY1と隣接する炭素原子で結合しており; nは0であるか、または、Y1が環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが(4〜6C)シクロアルカンである場合、nは1であり、5または6員環のスピロ環系が形成されて環Cにおいて結合が3ヶ所形成される; 環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環または環系であり、(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカンから選択され、それぞれ、利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく; または、環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、フェニレン、ピリジンジイル、NでY1に連結したピペリジンジイル、ピペラジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、ピラゾールジイル、および、アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンジイルから選択され;これらは、それぞれ、利用可能な炭素原子上で4個以下の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択され; Lは、環Cへの直接結合、−O−、−S−または−NH−であり; pは、0(Lが直接結合の場合)、1または2であり、pが1または2である場合、RA1およびRA2は、それぞれ、独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであるか、または、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し; Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、 ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい; ただし、化合物(4−(4−(6−カルバモイル−ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸は除く。] [0012] 一実施態様において、式(I):] [0013] ] [0014] で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、 式中、 環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、それぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され; Xは、=Oまたは=Sであり; 環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、ピリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され; Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり; Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは、2または3であり、Y2は、環CにおいてY1と同じ炭素原子で結合しており、Y2は、環BにおいてY1と隣接する炭素原子で結合しており; nは0であるか、または、Y1が環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが(4〜6C)シクロアルカンである場合、nは1であり、5または6員環のスピロ環系が形成され; 環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環または環系であり、(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカンから選択され、それぞれ、利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく; または、環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、フェニレン、ピリジンジイル、NでY1に連結したピペリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;これらは、それぞれ、利用可能な炭素原子上で4個以下の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択され; Lは、環Cへの直接結合、−O−、−S−または−NH−であり; pは、0、1または2であり、pが1である場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであるか、または、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し; Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、 ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい。] [0015] さらなる実施態様において、上記または下記のいずれかの実施態様の場合と同様の式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、ただし、該化合物は(4−(4−(6−カルバモイル−ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸ではない。] [0016] さらなる特徴は上記3種の実施態様のいずれかであるが、ここで特定するいくつかの実施例はそれぞれ除かれる。例えば、さらなる特徴は、上記の実施態様のいずれかであるが、以下から選択される化合物はそれぞれ除かれる: {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; 3,5−ジメチル−6−[4−(トランス−4−{2−[(メチルスルホニル)アミノ]−2−オキソエチル}シクロヘキシル)−フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド; 6−{4−[トランス−4−(2−アミノ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; N−({トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセチル)−2−メチルアラニン; 6−{4−[トランス−4−(2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; (トランス−4−{4−[6−カルバモイル−5−(ジフルオロメチル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}シクロヘキシル)酢酸; {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3−エチル−5−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−5−エチル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸、および、{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸;または、これらのいずれかの製薬上許容できる塩。] [0017] 当然のことながら、2つの結合を有する環または環系としての環Bおよび環Cは、同じまたは隣接する原子を介したY1およびLへの結合を含まない(すなわち−1,1−および−1,2−結合を含まない)。] [0018] 当然のことながら、環Bは、環Bにおいて主要なヘテロ原子から環Cに向かって時計回りに番号付けされる。 pが0の場合、基Zは、直接結合Lに直接連結される(すなわちZは環Cに直接連結され、Lは−O−、−S−、または、−NH−ではない);pが2の場合、基Zは、以下のようにLに連結される;] [0019] ] [0020] 本明細書で用いられるように、カルボン酸の模倣体またはバイオイソスターが述べられる場合、それは、The Practice of Medicinal Chemistry, Wermuth C.G.編集:アカデミックプレス(Academic Press):ニューヨーク,1996,第203頁で定義された基を含む。このような基の具体的な例としては、−SO3H、−S(O)2NHR13、−S(O)2NHC(O)R13、−CH2S(O)2R13、−C(O)NHS(O)2R13、−C(O)NHOH、−C(O)NHCN、−CH(CF3)OH、−C(CF3)2OH、−P(O)(OH)2、および、以下に示す部分式(a)〜(i’)の基が挙げられる:] [0021] ] [0022] ] [0023] ここで、部分式(k)におけるpは1または2であり、R27およびR28は、独立して、水素、ヒドロキシ、(1〜6C)アルコキシ、チオール、(1〜6C)アルキルチオ、−C(O)R29、−S(O)R30、−SO2R31、−NR32R33、−NHCN、ハロゲン、および、トリハロメチルから選択され、R29、R30およびR31が、−OR34、(1〜6C)アルキル、−NR32R33、または、トリハロメチルであり、R32およびR33は、独立して、水素、(1〜6C)アルキル、−SO2R34、および、−COR35から選択され、R35が(1〜6C)アルキルまたはトリハロメチルであり、R34は、水素、(1〜6C)アルキル、または、トリハロメチルであり、R13は、水素、(1〜6C)アルキル、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、((1〜3C)アルキル)CONH−、カルボキシ、(1〜6C)アルコキシ、(1〜6C)アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−((1〜6C)アルキル)カルバモイル、ハロ((1〜6C)アルキル)(例えば、トリフルオロメチル)、(1〜6C)アルキルスルホニル、または、(1〜6C)アルキルスルフィニルである。R27またはR28の具体的な例は、ヒドロキシである。] [0024] 具体的なカルボン酸の模倣体またはバイオイソスターは、部分式(b)のテトラゾール基、および、−C(O)NHS(O)2Meである。 本明細書において、用語「アルキル」は、特に他の指定がない限り直鎖および分岐鎖アルキル基の両方を含み、「プロピル」のように個々のアルキル基が述べられる場合は、特に直鎖の型のみを示す。その他の一般名称にも同様の慣例を適用する。特に他の指定がない限り、用語「アルキル」は特に、1〜10個の炭素原子、適切には1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む鎖を意味する。] [0025] 本明細書において、用語「アルコキシ」は、上記で定義したような、酸素原子に結合したアルキル基を意味する。 具体的な意味としては、直鎖状(1〜3C)アルキルの場合、メチル、エチル、および、プロピル;(1〜4C)アルキルの場合、メチル、エチル、プロピル、および、ブチル;(2〜3C)アルケニルの場合、エテニル;(2〜3C)アルキニルの場合、エチニル;(1〜2C)アルコキシの場合、メトキシ、および、エトキシ;(1〜4C)アルコキシの場合、メトキシ、エトキシ、および、プロポキシ;−CONRbRcの場合、−CONH2、および、−CONHMeが挙げられる。] [0026] 直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ基のあらゆる炭素原子が3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい、ということの具体的な意味としては、例えばトリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、または、トリフルオロメトキシのような基が挙げられる。] [0027] 式(I)中のpが1の場合、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し、このような環としては、例えば、スピロ結合したシクロプロピル、または、シクロブチルが挙げられる。] [0028] 式(I)中のpが2の場合、RA1およびRA2は、一緒に結合して、(3〜6C)スピロアルキル環を形成し、このような環としては、例えば、スピロ結合したシクロプロピル、または、シクロブチルが挙げられる。] [0029] 環Cが、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する(4〜6C)シクロアルカン環の場合、このような環としては、1,4−シクロヘキサン、1,3−シクロペンタン、および、1,3−シクロブタンが挙げられる。] [0030] 環Cが、(7〜10C)ビシクロアルカンジイルの場合、その例としては、ビシクロ[2.2.1]ヘプタンジイル、1,4−ビシクロ[2.2.2]オクタンジイル、1,5−ビシクロ[3.2.1]オクタンジイル、1,5−ビシクロ[3.2.2]ノナンジイル、および、1,5−ビシクロ[3.3.2]デカンジイルが挙げられる。] [0031] 環Cが、(8〜12C)トリシクロアルカンジイルの場合、その例としては、アダマンタンジイルが挙げられる。 誤解を避けるために言えば、当然のことながら、本明細書において、ある基が「上記で定義された(hereinbefore defined)」または「上記で定義された(defined hereinbefore)」と限定されている場合、その基は、第一に見出される最も広義の定義に加えて、その基に関する具体的な定義それぞれおよびすべてを包含する。] [0032] 特に他の指定がない限り、特定の基に関する適切な任意の置換基は、本明細書において類似の基に関して述べられたものと同様である。 式(I)で示される化合物は、安定な酸または塩基性塩を形成してもよく、このようなケースにおいて、化合物の塩としての投与が適切な場合があり、製薬上許容できる塩は、例えば以下で説明する方法のような従来の方法によって製造してもよい。] [0033] 適切な製薬上許容できる塩は、酸付加塩であり、例えばメタンスルホン酸塩、トシル酸塩、α−グリセロリン酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、および、(あまり好ましくはないが)臭化水素酸塩が挙げられる。また、リン酸および硫酸と形成された塩も適切である。その他の形態において、適切な塩は、塩基性塩であり、例えば第I族(アルカリ金属)の塩、第II族(アルカリ土類)の金属塩、有機アミン塩、例えばトリエチルアミン、モルホリン、N−メチルピペリジン、N−エチルピペリジン、プロカイン、ジベンジルアミン、N,N−ジベンジルエチルアミン、トリス−(2−ヒドロキシエチル)アミン、N−メチルd−グルカミン、および、アミノ酸、例えばリシンが挙げられる。電荷を有する官能基の数、および、カチオンまたはアニオンの原子価に応じて、1個より多くのカチオンまたはアニオンが存在していてもよい。] [0034] その他の適切な製薬上許容できる塩は、例えば、Berge等(J. Pharm. Sci., 1977,66,1-19)、および/または、Handbook of Pharmaceutical Salts: Properties, Selection and Use by Stahl and Wermuth (Wiley-VCH,2002)で述べられている。] [0035] 本発明の特徴は、例えば、本発明の化合物であって、遊離酸または遊離塩基の形態の、または、それらの製薬上許容できる塩としての実施例のいずれか一つである化合物に関する。このような形態は、標準的な技術によって製造することができる。] [0036] しかしながら、製造中の塩の単離を容易にするために、製薬上許容できるかまたはできないかに関わらず、選択された溶媒中で比較的低い溶解性を有する塩が好ましい場合がある。] [0037] 本発明の範囲内で、当然のことながら、式(I)で示される化合物またはそれらの塩は、互変異性の現象を示す可能性があり、さらに、本明細書内の化学構造式は、可能性のある互変異性型の1種のみを示したにすぎない。当然のことながら、本発明は、DGAT1活性を阻害するあらゆる互変異性型を包含し、単に化学構造式内で用いられているいずれか1種の互変異性型に限定されることはない。] [0038] また、式(I)で示される化合物およびそれらの塩のプロドラッグも、本発明の範囲内である。 様々なプロドラッグの形態が当業界でよく知られている。このようなプロドラッグ誘導体の例については、以下を参照されたい: a) Design of Prodrugs, H. Bundgaard編集(Elsevier,1985)、および、Methodsin Enzymology, Vol.42, p.309-396, K. Widder, et al.編集(Academic Press,1985); b) A Textbook of Drug Design and Development, Krogsgaard-LarsenおよびH. Bundgaard編集, Chapter 5 “Design and Application of Prodrugs”, by H. Bundgaard p.113-191 (1991); c) H. Bundgaard, Advanced Drug Delivery Reviews, 8, 1-38(1992); d) H. Bundgaard, et al., Journal of Pharmaceutical Sciences, 77, 285(1988);及び e) N. Kakeya, et al., Chem Pharm Bull, 32, 692 (1984)。] [0039] このようなプロドラッグの例は、本発明の化合物のインビボで切断可能なエステルである。本発明のカルボキシ基を含む化合物のインビボで切断可能なエステルは、例えば、ヒトまたは動物の体内で切断されて親の酸を生じる製薬上許容できるエステルである。カルボキシの場合の適切な製薬上許容できるエステルとしては、(1〜6C)アルキルエステル、例えばメチルまたはエチル;(1〜6C)アルコキシメチルエステル、例えばメトキシメチル;(1〜6C)アルカノイルオキシメチルエステル、例えばピバロイルオキシメチル;フタリジルエステル;(3〜8C)シクロアルコキシカルボニルオキシ(1〜6C)アルキルエステル、例えば1−シクロヘキシルカルボニルオキシエチル;1,3−ジオキソラン−2−イルメチルエステル、例えば5−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル;(1〜6C)アルコキシカルボニルオキシエチルエステル、例えば1−メトキシカルボニルオキシエチル;アミノカルボニルメチルエステル、および、それらのモノまたはジ−N−((1〜6C)アルキル)の形態、例えばN,N−ジメチルアミノカルボニルメチルエステル、および、N−エチルアミノカルボニルメチルエステルが挙げられ;および、これらは、本発明の化合物中のどのカルボキシ基で形成されてもよい。本発明のヒドロキシ基を含む化合物のインビボで切断可能なエステルは、例えば、ヒトまたは動物の体内で切断されて親のヒドロキシ基を生産する製薬上許容できるエステルである。ヒドロキシの場合の適切な製薬上許容できるエステルとしては、(1〜6C)アルカノイルエステル、例えばアセチルエステル;および、ベンゾイルエステル(ここで、フェニル基がアミノメチル、または、N−置換のモノまたはジ−(1〜6C)アルキルアミノメチルで置換されていてもよい)、例えば4−アミノメチルベンゾイルエステル、および、4−N,N−ジメチルアミノメチルベンゾイルエステルが挙げられる。] [0040] 具体的なプロドラッグは、式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物中のカルボン酸の(1〜4C)アルキルエステルである。 当業者であれば当然のことながら、所定の式(I)で示される化合物は、不斉置換された炭素および/または硫黄原子を含み、従ってそのような化合物は、光学的に活性な形態及びなラセミ体の形態で存在でき、そして、光学的に活性な形態及びなラセミ体の形態で単離される可能性がある。ある種の式(I)で示される化合物は、多形を示す可能性がある。当然のことながら、本発明は、DGAT1活性の阻害において有用な特性を有するあらゆるラセミ体、光学的に活性な、多形性の、または、立体異性体の形態、または、それらの混合物を包含し、どのようにして光学的に活性な形態を製造するか(例えば、再結晶技術によるラセミ体の分割、光学的に活性な出発原料からの合成、キラル合成、酵素による分割、生体内変換、または、キラル固定相を用いたクロマトグラフィーによる分離によってなされる)、および、以下で説明される標準的な試験によってDGAT1活性の阻害に関する有効性をどのようにして決定するかは、当業界公知である。] [0041] また当然ながら、所定の式(I)で示される化合物およびそれらの塩は、溶媒和の形態、加えて非溶媒和の形態で存在していてもよく、例えば水和物の形態の形態で存在していてもよい。当然のことながら、本発明は、このようなDGAT1活性を阻害するすべての溶媒和型を包含する。] [0042] 上述したように、優れたDGAT1阻害活性を有する様々な化合物を提供する。これらは、概して優れた物理的および/または薬物動態学的特性を有する。 従って、一実施態様において、式(I):] [0043] ] [0044] で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、 式中、 環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され; Xは、=Oまたは=Sであり; 環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、ピリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され; Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり; Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは、2または3であり、Y2は、環CにおいてY1と同じ炭素原子で結合しており、Y2は、環BにおいてY1と隣接する炭素原子で結合しており; nは0であるか、または、Y1が環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが(4〜6C)シクロアルカンである場合、nは1であり、5または6員環のスピロ環系が形成されて環Cにおいて結合が3ヶ所形成される; 環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環または環系であり、(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカンから選択され、それぞれ、利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく; または、環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、フェニレン、ピリジンジイル、NでY1に連結したピペリジンジイル、ピペラジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、ピラゾールジイル、および、アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンジイルから選択され;それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で4個以下の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択され; Lは、環Cへの直接結合、−O−、−S−または−NH−であり; pは、0、1または2であり、pが1である場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであるか、または、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し; Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、 ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい; ただし、化合物(4−(4−(6−カルバモイル−ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸は除く。] [0045] 別の実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、 式中、 環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され; Xは、=Oまたは=Sであり; 環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、ピリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され; Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり; Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは、2または3であり、Y2は、環CにおいてY1と同じ炭素原子で結合しており、Y2は、環BにおいてY1と隣接する炭素原子で結合しており; nは0であるか、または、Y1が環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが(4〜6C)シクロアルカンである場合、nは1であり、5または6員環のスピロ環系が形成され; 環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環または環系であり、(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカンから選択され、それぞれ、利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく; または、環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、フェニレン、ピリジンジイル、NでY1に連結したピペリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で4個以下の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立してフルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択され; Lは、環Cへの直接結合、−O−、−S−または−NH−であり; pは、0、1または2であり、pが1である場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであるか、または、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し; Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、 ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい。] [0046] その他の実施態様において、式(IA):] [0047] ] [0048] で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、ここで、X、環A、環B、Y1、p、RA1、RA2およびZは、請求項1または2で定義された通りである。] [0049] その他の実施態様において、式(IB):] [0050] ] [0051] で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、ここで、X、環A、環B、Y1、p、RA1、RA2およびZは、請求項1または2で定義された通りである。] [0052] その他の実施態様において、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、ここで、 Xは、=0であり; 環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく; 環Bは、1,4−フェニレンであり、ここで該1,4−フェニレンは、任意に利用可能な炭素原子上で、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく; 環Cは、1,4−シクロヘキサンであり; nは、0であり、Y1は、直接結合であるか、または、Y1は、−O−であり; Lは、直接結合であり; pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり; Zは、カルボキシ、テトラゾール基、−C(O)NHS(O)2Me、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシで置換されていてもよく;および、 ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、任意に、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい。] [0053] その他の実施態様において、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグが提供され、ここで、環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、1個または2個の直鎖状(1〜3C)アルキル置換基で置換されていてもよい。] [0054] 以下の化合物は、具体的な望ましい薬学的および/または物理的および/または薬物動態学的/薬効学および/または毒物学的な特性および/またはDGAT1に対する選択的な活性を有する。] [0055] 式(I):] [0056] ] [0057] で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグであって、 式中、 環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で1または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され; Xは、=Oまたは=Sであり; 環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有するピリジンジイル環であり;それぞれ任意に、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され; Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり; nは、0であり; 環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する(4〜6C)シクロアルカン環であり、該環は、任意に利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく; Lは、環Cへの直接結合、または、−O−であり; pは、0、1または2であり、pが1である場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであり; Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、 ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、任意に、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい。] [0058] 一形態において、当然のことながら、所定の式(I)で示される化合物において、Z基が結合している環Cの置換基(または、それらの適切な交換)、および、−Y1−結合は、相互の関係において、環を介してシスまたはトランス配置のいずれかである。本発明は、必要に応じて、シスおよびトランス異性体の両方を包含する。このような異性体の分離技術は当業界公知である。] [0059] 従って、一形態において、環Cがシクロヘキシルの場合、Zを含む基と−Y1−結合とはシクロヘキシル環を介してシス配置であり、それにより、式(IA)で示される化合物(ここで可変基は上記または下記で定義された通り)を得ることができる:] [0060] ] [0061] 従って、一形態において、環Cがシクロヘキシルの場合、Zを含む基と−Y1−結合とはシクロヘキシル環を介してトランス配置であり、それにより、式(IB)で示される化合物(ここで可変基は上記または下記で定義された通り)を得ることができる:] [0062] ] [0063] 上記または下記で式(I)で示される化合物についての言及は、式(IA)で示される化合物および(IB)にも同様に適用されるように解釈される。 本発明の一実施態様において、式(I)、(IA)および(IB)で示される化合物が提供され、別の実施態様において、式(I)、(IA)および(IB)で示される化合物の塩、具体的には製薬上許容できる塩が提供される。さらなる実施態様において、式(I)、(IA)および(IB)で示される化合物のプロドラッグ、具体的にはインビボで切断可能なエステルが提供される。さらなる実施態様において、式(I)、(IA)および(IB)で示される化合物のプロドラッグの塩、具体的には製薬上許容できる塩が提供される。] [0064] 式(I)、(IA)および(IB)で示される化合物における具体的な置換基の意味は、以下の通りである(このような意味は、必要に応じて上記または下記で定義されたその他の意味、定義、請求項または実施態様のいずれかと共に使用可能である)。] [0065] 1)Xは、=Oであり; 2)Xは、=Sであり; 3)環Aは、2,6−ピラジンジイルであり; 4)環Aは、実施例に記載の置換基のいずれかで置換された2,6−ピラジンジイルであり; 5)環Aは、1個または2個の(1〜3C)アルキルで置換された2,6−ピラジンジイルであり; 6)環Bは、1,4−フェニレンであり; 7)環Bは、2,5−ピリジンジイル、または、3,6−ピリジンジイルであり; 8)環Bは、利用可能な炭素原子上で1または2個のハロ置換基で置換されていてもよく; 9)環Cは、1,4−シクロヘキサン(すなわち1,4−シクロヘキシル)であり; 10)nは0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−であり; 11)環Bおよび環Cは、具体的には、2,4−、または、2,5−フランジイル、2,4−、または、2,5−チオフェンジイル、2,4−、または、2,5−ピロールジイル、2,4−、または、2,5−オキサゾールジイル、2,4−、または、2,5−チアゾールジイル、2,4−、または、2,5−イミダゾールジイル、3,4−、または、3,5−イソオキサゾールジイル、3,4−、または、3,5−イソチアゾールジイル、3,4−、または、3,5−ピラゾールジイルであり; 12)Lは、直接結合であり; 13)pは、0であり; 14)pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり; 15)pは、2であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり; 16)Zは、カルボキシ、−CONRbRc(ここでRbおよびRcは、独立して、水素、および、(1〜4C)アルキル(ここで(1〜4C)アルキル基は、任意にカルボキシで置換されていてもよい)から選択され)、テトラゾール基、または、−C(O)NHS(O)2Meであり; 17)Zは、カルボキシであり; 18)Zがカルボキシの場合のプロドラッグは、(1〜6C)アルキルエステルである。] [0066] 従って、例えば、一実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、ここで、X=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは任意に利用可能な炭素原子上で、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり、ここで該1,4−フェニレンは、任意に利用可能な炭素原子上で1または2個のハロ置換基で置換されていてもよく;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、0であるるか、または、pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、および、Zは、カルボキシ、−CONRbRc(ここでRbおよびRcは、独立して水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで(1〜4C)アルキル基は、任意に、カルボキシで置換されていてもよい)、テトラゾール基、または、−C(O)NHS(O)2Meであり;すなわちこれは、式(IC)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩であって、ここで2,6−ピラジンジイル環は、任意に利用可能な炭素原子上で、独立して直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく、その他の意味は、先の記述で定義された通りである。] [0067] ] [0068] その他の実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、ここでX=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり、ここで該1,4−フェニレンは、任意に利用可能な炭素原子上で1個または2個のハロ置換基で置換されていてもよく;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、および、Zは、カルボキシ、または、テトラゾール基である。] [0069] その他の実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、ここでX=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキルから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり、ここで該1,4−フェニレンは、任意に利用可能な炭素原子上で1個または2個のフルオロ置換基で置換されていてもよく;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、および、Zは、カルボキシ、または、テトラゾール基である。] [0070] その他の実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、ここでX=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、1個または2個のメチル置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり、ここで該1,4−フェニレンは、任意に利用可能な炭素原子上で1個または2個のフルオロ置換基で置換されていてもよく;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、および、Zは、カルボキシ、または、テトラゾール基である。] [0071] その他の実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、ここでX=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、1個または2個のメチル置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、および、Zは、カルボキシ、または、テトラゾール基である。] [0072] その他の実施態様において、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩が提供され、ここでX=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、1個または2個のメチル置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、および、Zは、カルボキシである。] [0073] その他の実施態様において、式(I)で示される化合物が提供され、ここでX=Oであり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、任意に利用可能な炭素原子上で、1個または2個のメチル置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり;nは、0であり、Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Lは、直接結合であり、Zは、カルボキシである。] [0074] その他の実施態様において、すぐ上の7種の実施態様のいずれかで定義された式(I)で示される化合物が提供され、ここでZを含む基と−Y1−結合とは、相互の関係において、環を介してシス配置またはトランス配置のいずれかである。] [0075] その他の実施態様において、すぐ上の8種の実施態様のいずれかで定義された式(I)で示される化合物が提供され、ここでZがカルボキシの場合のプロドラッグは、(1〜6C)アルキルエステルである。] [0076] さらなる特徴は、本明細書において定義された範囲のいずれかであり、ただし具体的な実施例(例えば実施例1、2、3、4など)は、それぞれ除かれる。 さらなる具体的な本発明の化合物はそれぞれの実施例であり、これらそれぞれは、さらなる独立した本発明の形態を提供する。さらなる形態において、本発明はまた、実施例に記載のあらゆる具体的な化合物、または、それらの製薬上許容できる塩も含み、例えば、ナトリウム、マグネシウム、tert−ブチルアンモニウム、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアンモニウム、トリエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、エタノールアンモニウム、メチルエタノールアンモニウム、ジエチルアンモニウム、または、ニコチンアミド塩である。] [0077] 例えば、さらなる特徴は、実施例に記載の具体的な化合物、または、それらの製薬上許容できる塩のいずれかであり、例えば、以下から選択されるあらゆる化合物である: {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; 3,5−ジメチル−6−[4−(トランス−4−{2−[(メチルスルホニル)アミノ]−2−オキソエチル}シクロヘキシル)−フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド; 6−{4−[トランス−4−(2−アミノ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; N−({トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセチル)−2−メチルアラニン; 6−{4−[トランス−4−(2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; (トランス−4−{4−[6−カルバモイル−5−(ジフルオロメチル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}シクロヘキシル)酢酸; {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3−エチル−5−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−5−エチル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; {トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; 2−((1r,4s)−5’−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−2’,3’−ジヒドロスピロ[シクロヘキサン−1,1’−インデン]−4−イル)酢酸; (1r,4s)−5’−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−2’,3’−ジヒドロスピロ[シクロヘキサン−1,1’−インデン]−4−カルボン酸; 2−((1r,4r)−4−(4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)−2−メチルプロパン酸; 2−(1−(4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−3−イル)酢酸; (1R,5S,6r)−3−(4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸; 6−(4−((1r,4r)−4−((1H−テトラゾール−5−イル)メチル)シクロヘキシル)フェニル)−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; 4’−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)ビフェニル−4−カルボン酸; メチル トランス−4−{4−[6−(アミノカルボニル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}−シクロヘキサンカルボキシレート; トランス−4−{4−[6−(アミノカルボニル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}シクロヘキサンカルボン酸;または、これらのいずれかの製薬上許容できる塩。] [0078] さらなる態様において、本発明はまた、実施例に記載の化合物のあらゆる具体的な異性体も含み、例えば、実施例1または2の化合物のシス異性体、すなわち、{シス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸、または、3,5−ジメチル−6−[4−(シス−4−{2−[(メチルスルホニル)アミノ]−2−オキソエチルシクロヘキシル)フェニル]−ピラジン−2−カルボキサミド、または、これらのいずれかの製薬上許容できる塩;または、 6−{4−[シス−4−(2−アミノ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; N−({シス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセチル)−2−メチルアラニン; 6−{4−[シス−4−(2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド; (シス−4−{4−[6−カルバモイル−5−(ジフルオロメチル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}シクロヘキシル)酢酸; {シス−4−[4−(6−カルバモイル−3−エチル−5−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; {シス−4−[4−(6−カルバモイル−5−エチル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸; {シス−4−[4−(6−カルバモイル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸のような化合物;または、これらのいずれかの製薬上許容できる塩を含む。] [0079] 式(I)で示される化合物およびその塩は、化学的に関連する化合物の製造に適用可能であることがわかっているあらゆる方法によって製造することもできる。このような方法が式(I)で示される化合物またはそれらの製薬上許容できる塩を製造するのに用いられる場合、それらは本発明のさらなる特徴として提供される。] [0080] さらなる形態において、本発明はまた、式(I)で示される化合物およびそれらの塩を、以下のプロセス、実施例に記載された方法および類似の方法によって製造すること(ここですべての可変基は、上記で特に他の指定がない限り式(I)で示される化合物に関して定義された通り)を提供し、ここで、それに続いて必要に応じてあらゆる保護基を除去してもよいし、および/または、適切な塩の形態にしてもよい。あらゆる定義されたカルボン酸基は、必要に応じてその模倣体またはバイオイソスターで置換されていてもよい。] [0081] スキームに示される可変基は、本明細書において本発明の化合物について説明した文脈で定義または解釈することができる。本発明の範囲内でその他の環変異体および結合基の選択肢を製造するのに、これらスキームおよび実施例で示されたものに類似した化学的方法を用いてもよい。] [0082] さらに、本明細書において説明される方法または実施例のいずれかによって入手可能な化合物も本発明の形態として包含される。 方法a) その他の式(I)で示される化合物の置換基を改変したり、または、その他の式(I)で示される化合物に置換基を導入することによってなされる。置換基をその他の置換基に変換する適切な方法は当業界でよく知られている。例えば、酸基は、アミド基に変換してもよいし、または、アルコール基に還元してもよい。] [0083] 環A中のアミドは、ローソン(Lawesson)試薬またはP2S5の使用によってチオアミドに変換してもよい。 例えば、式(I)で示され、Zがアシルスルホンアミド基であるか、または、Zがテトラゾールである化合物は、それに対応するカルボン酸から製造することができる。テトラゾールは、アミド(ここで第一アミドについて、標準的な方法でニトリルに変換されてもよい)を介して合成経路の初期で導入することができ、続いてこれが、アジ化物との反応によってテトラゾールに変換される。テトラゾールは、保護された形態で、例えばN−ベンジル化した、または、N−(2−シアノエチル)化した形態で、残りの合成過程で保持されてもよい。] [0084] 方法b) 適切なヨード、ブロモまたはクロロで置換した環A誘導体(例えばピラジンエステル(III))と、適切に置換された中間体の式(II)で示されるボロン酸化合物との鈴木(Suzuki)カップリングの後、塩基性加水分解による環Aのエステル基のそれに対応する酸への変換、続いてカップリング剤(例えばPyBOP)の存在下でのアンモニアとの反応によるそれに対応する一級のカルボキサミドへの変換を行う。] [0085] 保護基は、例えばtert−ブチルエステルの酸触媒による加水分解により除去することができ、それによりZ=CO2Hの式(I)で示される化合物を得ることができる。] [0086] ] [0087] RおよびR’は、本明細書において定義されたこのような位置における可変基のいずれかを示すことができる。 その他の環A誘導体(例えば、ピリジン化合物)を製造するのに、類似した化学的方法を用いてもよい。] [0088] あるいは、適切なヨード、ブロモまたはクロロピラジンアミド(IV)、具体的にはブロモまたはクロロピラジンアミド(IV)の鈴木カップリング、それに続いてメチルまたはエチルエステルの塩基性の加水分解による保護基の除去を用いてもよい。] [0089] ] [0090] 式(III)で示される化合物タイプ(環A)の製造 以下のスキームは、所定の環A変異体を製造することができる方法を説明する。このスキームに示される可変基は、本明細書で本発明の化合物について説明される変異体に関して定義されたものであるか、または、解釈することができる。スキームおよび実施例でに示されるものと類似した化学的方法は、本発明の範囲内でその他の環変異体、および、結合基の選択肢を製造するのに用いてもよい。] [0091] ] [0092] ] [0093] ] [0094] 式(III)および(IV)で示される化合物タイプ(環A)の製造] [0095] ] [0096] ピラジンの類似体は、C. Christensen, C. W. TornoeおよびM. Meldal, QSAR& Combinatorial Science, 2004, 23, (2-3), 109-116で説明された手法を用いて製造することができ、例えば3−メチルピラジンの場合は以下の通りである。] [0097] ] [0098] 式(II)の化合物タイプ(環Cおよび環B)の製造 以下のスキームは、所定の環Cおよび環B変異体を製造することができる方法を説明する。このスキームに示される可変基は、本明細書で本発明の化合物について説明される変異体に関して定義されたものであるか、または、解釈することができる。スキームおよび実施例でに示されるものと類似した化学的方法は、本発明の範囲内でその他の環変異体、および、結合基の選択肢を製造するのに用いてもよい。] [0099] (i)式(II)で示され、環Cがシクロヘキサンであり(構造C1において、pは2である)、および、環Bがフェニルである化合物は、文献で説明されているか、または、同様に製造することが可能である。これらは、標準的手法を用いて、臭素化し(C2)、続いてボロン酸エステル(C3)に変換することができる。(C2)におけるブロモの代わりの脱離基は、ヨードおよびトリフレートである(スキームC1−Bを参照)。] [0100] ] [0101] ] [0102] スキームC1−Bのメチルエステルは、WO2004/047755で説明されている。 ブロモヘテロアリール化合物が必要な化合物は、非置換のヘテロアリール化合物を介して直接入手することはできない。このようなブロモ基またはその他の適切な代替物は、合成経路の初期段階で導入することができる。] [0103] (ii)式(II)で示され、環Cがフェニルであり、環Bがフェニルである化合物に関して、多くの適切な中間体が、文献に記載されているか、または同様に製造することが可能であり、さらに、様々な置換パターンの導入は、ビアリールの鈴木カップリングを介して達成される可能性がある:] [0104] ] [0105] スキームC2において、RおよびR’は、反応条件に適合するものであれば特許請求された芳香族置換基のいずれでもよく、Xは、適切な脱離基であり、例えばブロモ、ヨードまたはトリフレートである。続いて、このブロモビアリールを、標準的な方法によってそれに対応するボロン酸誘導体に変換する。] [0106] スキームC1およびC2の両方に関して、α−アルキルおよびジアルキル基の導入は、中間体C1またはC2段階で標準的なアルキル化法によって行うことが可能であり、例えば、LDAのようなリチウム塩基を用いたエステル基に対してα位の脱プロトン化、それに続く適切なハロゲン化アルキルを用いたクエンチによって行うことが可能である。] [0107] 式(V)で示される化合物タイプ(環Aおよび環B)の製造 (i)以下のスキームで説明されるように、鈴木カップリングのもう一方の経過が起こる場合、主要な中間体としてV型のシアノヘテロシクリルフェニルボロン酸エステルが生成される。続いてこの中間体をさらなるカップリング反応で用いて、式Iで示されるビアリール化合物を生成することができる。] [0108] ] [0109] スキームC2において、RおよびR’は、反応条件に適合するものであれば特許請求された芳香族置換基のいずれでもよい。フェノールは、トリフルオロメタンスルホン酸無水物および適切な塩基(例えばトリエチルアミン)を用いてそれに対応するトリフレートに変換され、さらにそれによりアミドのニトリルへの脱水も起こる。このアリールトリフレートは、それに対応するボロン酸誘導体に変換され、それに続いて、例えば1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセンジクロロパラジウム(II)のような適切なパラジウム触媒を用いた標準的な方法による鈴木反応が行われる。例えばtert−ブタノール中の水酸化カリウムを用いた塩基による加水分解により、エステルとニトリルとの加水分解が起こる。] [0110] ] [0111] スキームC2−Bにおいて、RおよびR’は、反応条件に適合するものであれば特許請求された芳香族置換基のいずれでもよい。 (ii)式(II)で示されるスピロ環系化合物は、以下のスキームC4における中間体に関する製造と同様にして製造することもできる(WO2004/047755を参照、その関連の章は、参照により本発明に包含される)。] [0112] ] [0113] 二重結合は、合成中の適切な段階で還元されてもよく、さらに、得られたシスおよびトランス異性体は、クロマトグラフィーによって分離してもよい。上述したように、この経路は、適切な環A(例えばピラジン)化合物へのカップリングのためにブロモをボロネートに変換することによって進行させてもよい。] [0114] シクロヘキサノンは、不飽和ケトンに変換してもよく、続いてこれを合成中の適切な段階で二重結合を還元し、シスおよびトランス異性体をクロマトグラフィーによって分離してもよい。あるいはシクロヘキサンは、アルデヒドに変換されてもよく、続いてこれを例えばオキソンで酸に酸化して、その酸を、エステル、例えばtert−ブチルに変換し、シスおよびトランス異性体をクロマトグラフィーによって分離してもよい。上述したように、この経路は、適切な環A(例えば、ピラジン)化合物へのカップリングのために、ブロモをボロネートに変換することによって進行させてもよい。] [0115] 式(V)で示され、環Bがフェニルであり、環Cが環状アミンである化合物の場合、アミンの導入は、遷移金属のカップリングによって達成される可能性がある。] [0116] ] [0117] スキームC5において、アミンは、D. M. T. Chan, K. L Monaco, R. Li, D. Bonne, C. G. Clark, P. Y. S Lam, Tet. Lett., 2003, 44(19), 3863-3865で説明された手法の場合のように、酢酸銅を用いてボロン酸またはエステルを用いて導入することができる。] [0118] (iii)式(II)で示されるビシクロオクタン誘導体は、以下の、適切な環A(例えばピラジン)化合物へのカップリングのために臭素化され、ボロン酸塩に変換されるフェニル中間体C5を含む調製物と同様にして(WO2007/071966の関連する章を参照、これは、参照により本発明に包含される)製造することができる。] [0119] ] [0120] 式C5で示される化合物は、スキームC3における以下に示す工程またはそれと類似の工程に従って、それらのエステル誘導体のように製造することもできる。] [0121] ] [0122] C6のような化合物は、例えばエステルをそれに対応するアルコールへ還元し、それを脱離基(例えばトシル酸塩)へ変換し、それをシアニドで置換し、続いて加水分解およびエステル化するような標準的手法によってホモログ化することもでき、これらはすべて、標準的な方法によって、例えばC5で示される化合物(n=1)にすることもできる。] [0123] 環Cがビシクロ[2.2.2]オクタン−1,4−ジイル以外である化合物は、類似の工程で製造することができる。 式(II)で示されるアダマンチル誘導体は、以下の、適切な環A(例えばピラジン)へのカップリングのためにヨウ化され、ボロネートに変換されるフェニル中間体C7を含む調製物と同様にして(WO2007/071966の関連する章を参照、これは、参照により本発明に包含される)製造することができる。] [0124] ] [0125] 市販のものが手に入らなければ、例えば上述の手法のような手法に必要な出発原料は、標準的な有機化学の技術から選択される手法、既知の構造的に類似した化合物の合成と類似した技術、上記で示された参考文献で述べられた、または説明された技術、または、上述の手法、または、実施例で説明した手法に類似した技術によって製造してもよい。反応条件および試薬に関する一般的な指針において、読者は、2001年にジョン・ワイリー&サンズ(John Wiley & Sons)によって出版されたJerry MarchおよびMichael Smith著のAdvanced Organic Chemistry(第5版)を参照されたい。] [0126] 当然のことながら、式(I)で示される化合物のある種の中間体も新規であり、これらは別個の独立した本発明の形態として提供される。具体的には、所定の式(IV)で示される化合物は、さらに独立した本発明の形態を形成する可能性がある。さらに、式(I)で示される化合物のエステル誘導体は、本発明のさらなる形態を形成する。] [0127] さらに当然ながら、本明細書で述べられた反応のうちいくつかにおいて、化合物中のいずれかの感受性の基を保護することが必要な場合がある/望ましい。保護が必要であるか、または望ましいような例は、保護に適した方法とともに、当業者に周知である。従来の保護基は、標準的な技法に従って用いることができる(説明として、T. W. Greene, Protective Groups in Organic Synthesis,ジョン・ワイリー・アンド・サンズ(John Wiley and Sons),1991を参照)。] [0128] 保護基は、問題の保護基の除去の必要に応じて、文献で説明されているようなあらゆる便利な方法で除去してもよいし、または、熟練した化学者によく知られた方法で除去してもよく、このような方法は、分子中のどこかで基の障害が最小限になるようにして保護基が除去されるように選択される。] [0129] 従って、本明細書で述べられた反応のうちいくつかにおいて、反応物が例えばアミノ、カルボキシまたはヒドロキシのような基を含む場合、このような基を保護することが望ましい場合がある。] [0130] ヒドロキシ基の場合に適切な保護基の例は、例えば、アシル基、例えばアルカノイル基、例えばアセチル、アロイル基、例えばベンゾイル、シリル基、例えばトリメチルシリル、または、アリールメチル基、例えばベンジルである。上記の保護基のための脱保護条件は、必然的に、保護基の選択に応じて様々であると予想される。従って、例えば、アシル基(例えばアルカノイル)またはアロイル基は、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化リチウムまたは水酸化ナトリウムのような適切な塩基を用いた加水分解によって除去することができる。あるいは、シリル基、例えばトリメチルシリルまたはSEMは、例えば、フッ化物、または、水性の酸によって除去することができ;または、アリールメチル基、例えばベンジル基は、例えば、炭素担持パラジウムのような触媒の存在下での水素添加によって除去することができる。] [0131] アミノ基の場合に適切な保護基は、例えば、アシル基、例えばアルカノイル基、例えばアセチル、アルコキシカルボニル基、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、または、tert−ブトキシカルボニル基、アリールメトキシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル、または、アロイル基、例えばベンゾイルである。上記の保護基のための脱保護条件は、必然的に保護基の選択に応じて様々である。従って、例えば、アシル基、例えばアルカノイル、または、アルコキシカルボニル基もしくはアロイル基は、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化リチウムまたは水酸化ナトリウムのような適切な塩基での加水分解によって除去することができる。あるいは、アシル基、例えばt−ブトキシカルボニル基は、例えば、塩酸、硫酸もしくはリン酸、またはトリフルオロ酢酸のような適切な酸での処理によって除去してもよいし、アリールメトキシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル基は、例えば、炭素担持パラジウムのような触媒上での水素添加によって除去してもよいし、または、ルイス酸、例えばボロントリス(トリフルオロアセテート)での処理によって除去してもよい。一級アミノ基の場合の適切な代替の保護基は、例えばフタロイル基であり、これは、アルキルアミン、例えばジメチルアミノプロピルアミン、または、2−ヒドロキシエチルアミンでの処理、または、ヒドラジンでの処理によって除去することができる。] [0132] カルボキシ基の場合の適切な保護基は、例えば、メチルまたはエチル基のようなエステル化基であり、これらは、例えば水酸化ナトリウムのような塩基を用いた加水分解によって除去してもよく、または、例えばt−ブチル基であり、これらは、例えば、酸での処理によって除去してもよく、例えば有機酸であり、これらは、例えばトリフルオロ酢酸での処理によって除去してもよく、または、例えばベンジル基であり、これらは、例えば、炭素担持パラジウムのような触媒上での水素添加によって除去してもよい。] [0133] また保護基として、樹脂を使用してもよい。 上記保護基は、合成中のあらゆる都合のよい段階で、化学技術においてよく知られた従来技術を用いて除去してもよいし、または、それらは、その後の反応工程またはワークアップ中に除去してもよい。] [0134] 熟練した有機化学者であれば、上記の参考文献および添付の実施例、さらに本明細書に記載の実施例で述べられ参照された情報を使用し、適合させ、必要な出発原料および生成物を得ることができるものである。] [0135] あらゆる保護基の除去、および、製薬上許容できる塩の形成は、標準的な技術を用いる通常の有機化学者の能力の範囲内である。さらに、これらの工程に関する詳細は、上述した通りである。] [0136] 本発明の化合物の光学的に活性な形態が必要な場合、これらは、光学的に活性な出発原料(例えば適切な反応工程の不斉誘導により形成された)を用いた上記の手法のいずれか1つを行うこと、または、標準的手法を用いた化合物または中間体のラセミ体の分割、または、ジアステレオ異性体(生産された場合)のクロマトグラフィーによる分離により得てもよい。また酵素的な技術も、光学的に活性な化合物および/または中間体の製造に有用である可能性がある。] [0137] 同様に、本発明の化合物の純粋な位置異性体が必要な場合、それらは、出発原料として純粋な位置異性体を用いた上記の手法のいずれか1つを行うこと、または、標準的手法を用いた位置異性体または中間体の混合物の分割により得ることができる。] [0138] 本発明のさらなる形態によれば、上記で定義したような式(I)、(IA)または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩を製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーと共に含む医薬組成物が提供される。] [0139] 本発明の組成物は、経口での使用(例えば、錠剤、ロゼンジ、ハードもしくはソフトカプセル、水性もしくは油性懸濁液、エマルジョン、分散性の粉末もしくは顆粒、シロップ、または、エリキシルとして)、外用での使用(例えば、クリーム、軟膏、ゲル、または、水性もしくは油性溶液または懸濁液として)、吸入による投与(例えば、微粉または液体エアロゾルとして)、通気による投与(例えば、微粉として)、または、非経口投与(例えば、静脈内、皮下、筋肉内もしくは筋肉内投与のための滅菌水性もしくは油性溶液として、または、直腸投与のための坐剤として)に適した形態であってもよい。] [0140] 本発明の組成物は、当業界公知の従来の医薬品賦形剤を用いた一般的な手法により得ることができる。従って、経口での使用を目的とする組成物は、例えば、1種またはそれ以上の着色剤、甘味剤、香料、および/または、保存剤を含んでいてもよい。] [0141] 錠剤の調合物の場合の適切な製薬上許容できる賦形剤としては、例えば、不活性希釈剤、例えばラクトース、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、または、炭酸カルシウム、造粒剤および崩壊剤、例えばコーンスターチ、または、アルギン酸;結合剤、例えばスターチ;潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、または、タルク;保存剤、例えばp−ヒドロキシ安息香酸エチル、または、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、および、抗酸化剤、例えばアスコルビン酸が挙げられる。錠剤の調合物は、コーティングされていなくてもよいし、または、それらの崩壊、それに続く消化管内での活性成分の吸収を改変したり、または、それらの安定性および/または外観を改善したりするためにコーティングされていてもよく、いずれのケースにおいても、従来のコーティング剤と当業界公知の手法が用いられる。] [0142] 経口で使用するための組成物は、活性成分が、不活性な固形希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウムまたはカオリンと混合されたハードゼラチンカプセルの形態であってもよいし、または、活性成分が、落花生油、流動パラフィンまたはオリーブ油のような水または油と混合されたソフトゼラチンカプセルとしてでもよい。] [0143] 水性懸濁液は、一般的に、微粉末化した形態の活性成分を、1種またはそれ以上の懸濁化剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニル−ピロリドン、トラガカントゴム、および、アラビアゴム;分散剤または湿潤剤、例えばレシチン、または、酸化アルキレンの脂肪酸との縮合生成物(例えば、ステアリン酸ポリオキシエチレン)、または、エチレンオキシドの長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えばヘプタデカエチルエチレンオキシセタノール、または、エチレンオキシドの脂肪酸とヘキシトールとから誘導された部分エステルとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、または、エチレンオキシドの長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えばヘプタデカエチルエチレンオキシセタノール、または、エチレンオキシドの脂肪酸とヘキシトールとから誘導された部分エステルとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、または、エチレンオキシドの脂肪酸とヘキシトール無水物から誘導された部分エステルとの縮合生成物、例えばポリエチレンソルビタンモノオレエートと共に含む。水性懸濁液はまた、1種またはそれ以上の保存剤(例えば、p−ヒドロキシ安息香酸エチルまたはp−ヒドロキシ安息香酸プロピル)、抗酸化剤(例えば、アスコルビン酸)、着色剤、香料および/または甘味剤(例えば、スクロース、サッカリン、または、アスパルテーム)を含んでいてもよい。] [0144] 油性懸濁液は、植物油(例えば、落花生油、オリーブ油、ゴマ油、または、ヤシ油)中、または、鉱油(例えば、流動パラフィン)中で活性成分を懸濁することによって製剤化することができる。また油性懸濁液は、増粘剤、例えば蜜蝋、固形パラフィン、または、セチルアルコールを含んでいてもよい。口当たりのよい経口製剤を提供するために、上述したような甘味剤および香料が、添加されてもよい。これらの組成物は、アスコルビン酸のような抗酸化剤の添加によって保存することもできる。] [0145] 水を添加することによる水性懸濁液の製造に適した分散性の粉末および顆粒は、一般的に、活性成分を、分散剤もしくは湿潤剤、懸濁化剤および1種またはそれ以上の保存剤と共に含む。適切な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤は、すでに上述した通りである。また甘味剤、香料および着色剤のような追加の賦形剤が存在していてもよい。] [0146] また本発明の医薬組成物は、水中油型エマルジョンの形態であってもよい。油相は、例えばオリーブ油もしくは落花生油のような植物油、または、例えば流動パラフィンのような鉱油またはこれらのいずれかの混合物であり得る。適切な乳化剤は、例えば、天然に存在するゴム類、例えばアラビアゴム、または、トラガカントゴム、天然に存在するホスファチド、例えばダイズ、レシチン、脂肪酸とヘキシトール無水物とから誘導されたエステルもしくは部分エステル(例えば、ソルビタンモノオレエート)、および、前記部分エステルのエチレンオキシドとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンであり得る。このようなエマルジョンはさらに、甘味剤、香料、および、保存剤を含んでいてもよい。] [0147] シロップおよびエリキシルは、グリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール、アスパルテームまたはスクロースのような甘味剤と共に製剤化してもよいし、さらに、粘滑薬、保存剤、香料および/または着色剤を含んでいてもよい。] [0148] また本医薬組成物は、滅菌された注射可能な水性または油性懸濁液の形態であってもよく、これらは、上述された1種またはそれ以上の適切な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤を用いた既知の手法に従って製剤化してもよい。また滅菌注射製剤は、滅菌された注射可能な溶液であってもよいし、または、非毒性の非経口的に許容できる希釈剤または溶媒中の懸濁液、例えば1,3−ブタンジオール中の溶液であってもよい。] [0149] 吸入による投与のための組成物は、活性成分が微粉化した固体を含むエアロゾルまたは液滴のいずれかとして調剤されるように調整された従来の加圧されたエアロゾルの形態であってもよい。揮発性のフッ素化炭化水素または炭化水素のような従来のエアロゾル噴射剤を用いてもよく、エアロゾル装置は、都合のよい形態としては、定量の活性成分が調剤されるように調節される。] [0150] 一般的な製剤に関するさらなる情報について、読者は、Comprehensive Medicinal Chemistry(Corwin Hansch;編集局長、Pergamon Press 1990)の第5巻25.2章を参照されたい。] [0151] 単一の投薬形態を生産するために1種またはそれ以上の賦形剤と組み合わされる活性成分の量は、必然的に、治療される宿主および具体的な投与経路に応じて様々であると予想される。例えば、ヒトへの経口投与を目的とした調合物は、一般的に、例えば、適切かつ便利な量の賦形剤と共に配合された0.5mg〜2gの活性物質を含むと予想され、ここでこのような賦形剤の量は、組成物総量の約5〜約98重量パーセントの範囲で様々であってよい。投与単位の形態は、一般的に、約1mg〜約500mgの活性成分を含むと予想される。投与経路および用法に関するさらなる情報については、読者は、Comprehensive Medicinal Chemistry(Corwin Hansch;編集局長、Pergamon Press 1990)の第5巻25.3章を参照されたい。] [0152] 本発明のさらなる形態によれば、治療によるヒトまたは動物の体の治療方法に使用するための、上記で定義したような式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグが提供される。] [0153] 我々は、本発明の化合物はDGAT1活性を阻害することを見出し、従ってそれらの血糖を低くする作用に関して有用である。 本発明のさらなる特徴は、医薬品として使用するための、式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグである。] [0154] 都合のよい形態としては、これは、温血動物(例えばヒト)においてDGAT1活性の阻害を生じさせるための(それらを生じさせる医薬品として使用するための)、式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグである。] [0155] 具体的にこれは、温血動物(例えばヒト)において糖尿病および/または肥満症を治療するための(それらを治療するための医薬品として使用するための)、式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグである。] [0156] 従って、本発明のさらなる形態によれば、温血動物(例えばヒト)においてDGAT1活性の阻害を生じさせるのに使用するための医薬品の製造における、式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグの使用が提供される。] [0157] 従って、本発明のさらなる形態によれば、温血動物(例えばヒト)において糖尿病および/または肥満症を治療するのに使用するための医薬品の製造における、式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグの使用が提供される。] [0158] 本発明のさらなる形態によれば、温血動物(例えばヒト)においてDGAT1活性の阻害を生じさせるのに使用するための、上記で定義したような式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグを製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーと共に含む医薬組成物が提供される。] [0159] 本発明のさらなる形態によれば、温血動物(例えばヒト)において糖尿病および/または肥満症を治療するのに使用するための、上記で定義したような式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグを製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーと共に含む医薬組成物が提供される。] [0160] 本発明のさらなる特徴によれば、DGAT1活性の阻害を生じさせる治療が必要な温血動物(例えばヒト)において、DGAT1活性の阻害を生じさせる方法が提供され、本方法は、前記動物に、上記で定義したような式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグの有効量を投与することを含む。] [0161] 本発明のさらなる特徴によれば、糖尿病および/または肥満症の治療が必要な温血動物(例えばヒト)における、糖尿病および/または肥満症の治療方法が提供され、本方法は、前記動物に、上記で定義したような式(I)、(IA)および/または(IB)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグの有効量を投与することを含む。] [0162] 上述したように、特定の病状の治療的または予防的処置に必要な用量の規模は、必然的に、治療される宿主、投与経路、および、治療されている疾患の重症度に応じて様々であると予想される。好ましくは、1〜50mg/kgの範囲の1日用量が用いられる。その他の実施態様において、1日用量は、0.01〜50mg/kg、具体的には0.01〜10mg/kg、0.01〜1mg/kg、または、0.01〜0.1mg/kgの範囲である。しかしながら1日用量は、必然的に、治療される宿主、具体的な投与経路、および、治療されている疾患の重症度に応じて様々であると予想される。従って最適な投与量は、何らかの特定の患者を治療する専門家によって決定することができる。] [0163] 上述したように、本発明において定義された化合物は、それらのDGAT1の活性を阻害する能力に関して有用である。従って、本発明の化合物は、糖尿病、より具体的には2型糖尿病(T2DM)、および、それにより生じる合併症(例えば、網膜疾患、ニューロパシー、および、腎症)、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖の状態、代謝性アシドーシス、ケトン症、代謝異常症候群、関節炎、骨粗しょう症、肥満症、および、肥満症に関連する障害(例えば、末梢血管疾患(間欠性跛行を含む)、心不全、および、ある種の心筋症、心筋虚血、脳虚血、および、再潅流、高脂血症、アテローム性動脈硬化症、不妊症、および、多嚢胞卵巣症候群が挙げられる)などの各種病態の予防、遅延または治療に有用である可能性がある;本発明の化合物はまた、筋衰弱、皮膚疾患、例えば座瘡、様々な免疫調節の病気(例えば、乾癬)、HIV感染、炎症性腸症候群、ならびに炎症性腸疾患、例えばクローン病および潰瘍性大腸炎に有用である可能性もある。] [0164] 具体的には、本発明の化合物は、糖尿病および/または肥満症、および/または、肥満症に関連する障害の予防、遅延または治療に関して有用である。一形態において、本発明の化合物は、糖尿病の予防、遅延または治療に用いられる。その他の形態において、本発明の化合物は、肥満症の予防、遅延または治療に用いられる。さらなる形態において、本発明の化合物は、肥満症に関連する障害の予防、遅延または治療に用いられる。] [0165] 本明細書において説明されるDGAT1の阻害活性は、治療される徴候に応じて、単独療法として適用してもよいし、または、1種またはそれ以上のその他の物質および/または治療と組み合わせて適用してもよい。このような併用治療は、個々の治療の要素を同時に、連続的に、または、別々に投与する方式で達成することができる。同時の治療は、単一の錠剤の形態であってもよいし、または、別々の錠剤の形態であってもよい。例えばこのような併用治療は、代謝症候群[腹部脂胖症(民族学的および性別的に特定のカットポイントにおける胴囲によって測定した場合)に加えて、以下のうちいずれか2つを示すと定義されている:高トリグリセリド血症(>150mg/dl;1.7mmol/l);低HDLc(男性の場合は<40mg/dl、または、<1.03mmol/l、および、女性の場合は<50mg/dl、または、1.29mmol/l)、または、低HDL(高密度リポタンパク質)の治療中;高血圧(SBP≧130mmHg、DBP≧85mmHg)、または、高血圧の治療中;および、高血糖症(空腹時血漿グルコース≧100mg/dlもしくは5.6mmol/l、または、耐糖能異常もしくは既存の糖尿病)−国際糖尿病連合(International Diabetes Federation)とIAS/NCEPのからの情報]の治療において有益な可能性がある。] [0166] このような併用治療は、以下の主要なカテゴリーを含んでいてもよい: 1)抗肥満症の療法、例えば食物摂取、栄養素の吸収またはエネルギー消費へ作用することによって体重減少を引き起こす療法、例えばオーリスタット、シブトラミンなど; 2)インスリン分泌促進剤、例えばスルホニル尿素(例えば、グリベンクラミド、グリピジド)、食後血糖調節薬(例えば、レパグリニド、ナテグリニド); 3)インクレチン作用を改善する物質(例えば、ジペプチジルペプチダーゼIV阻害剤、および、GLP−1アゴニスト); 4)インスリン抵抗性改善剤、例えばPPARガンマアゴニスト(例えば、ピオグリタゾン、および、ロジグリタゾン)、および、複合的なPPARアルファおよびガンマ活性を有する物質; 5)肝臓のグルコースバランスを調節する物質(例えば、メトホルミン、フルクトース1,6ビスホスファターゼ阻害剤、グリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤、グリコーゲン合成酵素キナーゼ阻害剤、グルコキナーゼ活性化剤); 6)腸からのグルコースの吸収を減少させるように設計された物質(例えばアカルボース); 7)腎臓によるグルコースの再吸収を予防する物質(SGLT阻害剤); 8)長期にわたる高血糖症の合併症を治療するように設計された物質(例えば、アルドースレダクターゼ阻害剤); 9)抗脂質異常症薬、例えばHMG−CoAレダクターゼ阻害剤(例えばスタチン);PPARα−アゴニスト(フィブラート、例えばゲムフィプロジル);胆汁酸金属イオン封鎖剤(コレスチラミン);コレステロール吸収阻害剤(植物性のスタノロン、合成阻害剤);胆汁酸吸収阻害剤(IBATi)、および、ニコチン酸および類似体(ナイアシン、および、徐放製剤); 10)抗高血圧剤、例えば(β−ブロッカー(例えばアテノロール、インデラル);ACE阻害剤(例えばリシノプリル);カルシウムアンタゴニスト(例えば、ニフェジピン);アンギオテンシン受容体アンタゴニスト(例えばカンデサルタン)、α−アンタゴニストおよび利尿剤(例えば、フロセミド、ベンズチアジド); 11)止血を調節する物質、例えば抗血栓薬、線維素溶解の活性化因子、および、抗血小板薬;トロンビンアンタゴニスト;第Xa因子阻害剤;第VIIa因子阻害剤);抗血小板薬(例えば、アスピリン、クロピドグレル);凝固防止剤(ヘパリン、および、低分子量類似体、ヒルジン)、および、ワルファリン; 12)グルカゴンの作用に拮抗する物質;および、 13)抗炎症薬、例えば非ステロイド系抗炎症薬(例えば、アスピリン)、および、ステロイド系抗炎症薬(例えば、コルチゾン)。] [0167] それらの治療薬における使用に加えて、式(I)で示される化合物、および、それらの製薬上許容できる塩はまた、新しい治療剤の調査の一環として、ネコ、イヌ、ウサギ、サル、ラットおよびマウスのような実験動物でDGAT1活性阻害剤の作用を評価するためのインビトロおよびインビボでの試験システムの開発および規格化における薬理学的なツールとしても有用である。] [0168] また、上記のその他の医薬組成物、工程、方法、用途および医薬品製造の特徴、本明細書において説明される本発明の化合物の代替の具体的な好ましい実施態様も適用される。さらに、本明細書において説明される本発明の代替の具体的な好ましい実施態様も、式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩、または、プロドラッグに適用される。] [0169] 上記で示したように、すべての化合物およびそれらの対応する製薬上許容できる塩は、DGAT1の阻害において有用である。式(I)で示される化合物およびそれらの対応する製薬上許容できる(酸付加)塩のDGAT1を阻害する能力は、以下の酵素分析を用いて実証することができる: ヒト酵素分析 例えば国際出願WO2005/044250を参照されたい。] [0170] DGAT1阻害剤を同定するためのインビトロでの分析は、酵素源として昆虫細胞膜で発現されたヒトDGAT1を使用する(Proc. Natl. Acad. Sci. 1998, 95, 13018-13023)。簡単に言えば、sf9細胞をヒトDGAT1のコード配列を含む組換えバキュロウイルスで感染させ、48時間後に回収した。超音波破砕によって細胞を溶解させ、41%スクロース勾配で、4℃、28000rpmで1時間遠心分離することによって膜を単離した。界面の膜分画を回収し、洗浄し、液体窒素中で保存した。] [0171] Coleman(Methodsin Enzymology 1992, 209, 98-102)によって説明された方法を改変することによって、DGAT1活性を分析した。96ウェルのプレートで、0.0000256μM(または0.003μM)〜33μM(最終濃度)(典型的には10μM)の化合物を、4μg/ml(最終濃度)の膜タンパク質、5mMのMgCl2、および、100μMの1,2ジオレオイル−sn−グリセロール(最終的な分析濃度1.8%のアセトンを用いてアセトンに溶解させた形態;必要に応じてその他のアセトン濃度、例えば10%を用いてもよい)と合計分析体積200μlでインキュベートした。] [0172] この反応を14Cオレオイル補酵素A(30μMの最終濃度)を添加することによって開始させ、室温で30分間インキュベートした。200μlの2−プロパノール:ヘプタン(7:1)を添加することによって反応を止めた。300μlのヘプタンと100μlの0.1M炭酸塩緩衝液(pH9.5)とを添加することによって、放射性のトリオレイン産物を有機相に分離した。液体シンチレーションで上部のヘプタン層のアリコートを計数することによってDGAT1活性を定量した。] [0173] この分析を用いて、化合物は、一般的に、約10μMまたはそれ未満のIC50、好ましくは10μM未満(すなわちIC50<10μM)、好ましくは<1μM、より好ましくは<0.1μM、具体的には、<0.05μM、および、より具体的には<0.01μMのIC50で示される活性を示す。述べられた数値は、通常、標準的な技法に従って数回の測定値(通常2回の測定)の平均である。] [0174] 場合によっては、%阻害データは、具体的な濃度(10μM)で示される。 実施例1は、IC50=0.016μM(分析用アセトン濃度1.8%を用いて)、および、0.079μM(分析用アセトン濃度10%を用いて)を示した。] [0175] 実施例2〜20については、それぞれ以下に示す通りである:IC50=0.071μM;0.023μM;0.042μM;0.018μM;5.71μM;5.09μM;0.233μM;0.674μM;1.34μM;0.102μM;0.025μM;0.428μM;0.159μM;0.157μM;1.23μM;0.418μM;2.85μM;1.55μM、および、6.31μM。] [0176] 実施例21〜54については、それぞれ以下に示す通りである:IC50=0.27μM;0.067μM;0.096μM;1μM;0.1μM;1.5μM;0.31μM;0.038μM;0.1μM;0.032μM;0.17μM;0.27μM;1.3μM;3μM;0.96μM;実施例36は、10μMにおいて46〜67%阻害;実施例37は、10μMにおいて47〜50%阻害;2.4μM;3μM;1.2μM;0.95μM;0.21μM;0.066μM;0.093μM;0.035μM;0.047μM;0.056μM;4.4μM;0.57μM;0.6μM;3.4μM;4.6μM;4.6μM;1.3μM。] [0177] 実施例55〜64については、それぞれ以下に示す通りである:IC50=7μM;実施例56は、10μMにおいて15〜31%阻害;6.7μM;(実施例58−データなし);0.12μM;0.09μM;0.15μM;8μM;0.18μM;0.67μM。] [0178] 実施例65は、IC50=7.8μMを示し、実施例66は、IC50=0.88μMを示した。 実施例67は、IC50=0.18μMを示し;実施例68は、10μMで25%阻害を示した。] [0179] 実施例69および70については、それぞれ以下に示す通りである:IC50=0.4μM、および、IC50=4.9μM。 式(I)で示される化合物、および、それらの対応する製薬上許容できる(酸)塩のDGAT1を阻害する能力は、以下の全細胞分析を用いてさらに実証することができる。] [0180] HuTu80細胞におけるトリグリセリド合成の測定 HuTu80細胞を、ウシ胎児血清を含む最小必須培地中の6ウェルプレートで密集した群ができるまで培養した。実験のために、培地を無血清培地に交換し、細胞を、DMSO中に溶解させた化合物(最終濃度0.1%)と共に30分間プレインキュベートした。デノボでの脂質生成は、各ウェルに0.03mMのBSAに混合させた0.12mMオレイン酸ナトリウム(1μCi/mLの14C−オレイン酸ナトリウムを含む)を添加することによってさらに2時間測定された。これらの細胞をリン酸緩衝生理食塩水で洗浄し、1%ドデシル硫酸ナトリウム中で可溶化した。Lowry(J. Biol. Chem., 1951, 193, 265-275)の方法に基づくタンパクを推定するキット(ペルビオ(Perbio))を用いたタンパク質決定のために、アリコートを取り出した。Coleman(Methodsin Enzymology, 1992, 209, 98-104)の方法に従って、ヘプタン:プロパン−2−オール:水(80:20:2)の混合物、それに続いて水とヘプタンのアリコートを用いて有機相に脂質を抽出した。有機相を回収し、溶媒を窒素流下で蒸発させた。イソ−ヘキサン:酢酸(99:1)中に抽出物を溶解させ、SilversandおよびHaux(1997)の方法に従って、リクロスファー(Lichrospher)ジオール−5、4×250mmカラムを用い、さらにイソ−ヘキサン:酢酸(99:1)とイソ−ヘキサン:プロパン−2−オール:酢酸(85:15:1)との濃度勾配を有する溶媒系、1mL/分の流速を用いた順相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって脂質を分離した。HPLC装置に連結されたラジオマティック・フロー−オン・デテクター(Radiomatic Flo-one Detector)(パッカード(Packard))を用いて、トリグリセリド分画への放射標識の取り込みを解析した。] [0181] 実施例 以下の実施例は説明を目的としたものであり、本願の範囲を限定することは目的としない。例示された化合物それぞれは、具体的な独立した本発明の形態を示す。以下の非限定的な実施例において、特に他の指定がない限り以下の通りとする: (i)蒸発は、減圧下でのロータリーエバポレーションで行われ、ワークアップ手順は、残留した固体(例えば乾燥剤)をろ過によって除去した後に行われた; (ii)操作は、室温(18〜25℃の範囲)で、一般的にはアルゴンまたは窒素のような不活性ガス雰囲気下で行われた; (iii)収量は、説明のためだけに示され、必ずしも到達可能な最大限の収量ではない; (iv)式(I)で示される最終生成物の構造は、核(一般的にプロトン)磁気共鳴(NMR)とマススペクトル技術によって確認された;プロトン磁気共鳴化学シフトの値は、デルタスケールで測定され、ピークの多重度は、以下のように示される:s、一重線;d、二重線;t、三重線;m、多重線;br、幅広;q、四重線;quin、五重線; (v)中間体は通常、完全に特徴付けず、薄層クロマトグラフィー(TLC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、赤外線(IR)またはNMR解析によって純度を評価した; (vi)フラッシュクロマトグラフィーは、特に他の指定がない限りシリカで行い、フラッシュクロマトグラフィー精製は、バイオタージ(Biotage)シリカカラムを用いたバイオタージ(Biotage)SP1またはSP4装置で実施した; (vii)マススペクトルは、エレクトロスプレーインターフェース(LC−MS)を備えたフィニガンLCQデュオ(Finnigan LCQ Duo)イオントラップ・マススペクトロメーターまたはLC−アジレント(Agilent)1100LCシステムを用いたウォーターズ(Waters)ZQからなるLC−MSシステムで記録された; (viii)1HNMR測定は、バリアン(Varian)のマーキュリーVXR(Mercury VXR)300および400スペクトロメーター(300および400の1H周波数での運転)で、および、バリアンのユニティー・プラス(Unity plus)400、500および600スペクトロメーター(それぞれ400、500および600の1H周波数での運転)で行われた。化学シフトは、内部標準として溶媒を用いて、ppmで示される。NHおよびOHプロトンのようなヘテロ原子上のプロトンは、NMRで検出された場合のみ報告されるため、記載されない場合がある。] [0182] (ix)HPLC分離は、 ウォーターズ・YMC−ODS AQS−3120オングストローム(Angstrom)3×500mm、または、クロマシル(Kromasil)C8、10μmカラムを用いた、ウォーターズ・デルタ・プレップ・システム(Delta Prep Systems)で行われた。酸を用いたHPLCは、移動相A:100%ACN、および、移動相B:5%ACN+95%H2O+0.2%FAの濃度勾配を用いて行われた。中性HPLCは、移動相A:100%ACN、および、移動相B:5%ACN+95%0.1MのNH4OAcの濃度勾配を用いて行われた。] [0183] (x)マイクロ波オーブンで行われた反応は、Biotage Initiator Instrumentで実施した。 (xi)多数の化学命名法のソフトウェアパッケージ、例えばACDName;ACDLabs Name:Release 9:00(製品バージョン9.04)、および、Struc=Name/CambridgeSoft ELNを、化合物の命名に用いた。] [0184] 本明細書における略語一覧: ACNアセトニトリル aq水溶液 Boc tert−ブチロキシカルボニル ブライン塩化ナトリウムの飽和水溶液 BSAウシ血清アルブミン DCE1,2−ジクロロエタン DCMジクロロメタン DEEジエチルエーテル DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン DMAPジメチルアミノピリジン DMFN,N−ジメチルホルムアミド DMSOジメチルスルホキシド Dppf 1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン EDCI1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩 EDTAエチレンジアミン四酢酸 EtOAc酢酸エチル EtOHエタノール FAギ酸 HOAc酢酸 HPLC高速液体クロマトグラフィー HWE ホーナー・ワズワース・エモンズ(Horner-Wadsworth-Emmons) Hzヘルツ IPAイソプロピルアルコール iPrイソプロピル LC液体クロマトグラフィー m−CPBAメタクロロ過安息香酸 MeOHメタノール MHzメガヘルツ mLミリリットル MSマススペクトル NMMN−メチルモルホリン NMPN−メチルピペラジン NMR核磁気共鳴 OAcアセタート Phフェニル PyBOPベンゾトリアゾール−1−イル−オキシトリ−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロリン酸塩 PyBROPブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロリン酸塩 RT室温 sat飽和 TEAトリエチルアミン Tfトリフルオロメチルスルホニル TFAトリフルオロ酢酸 THFテトラヒドロフラン TLC薄層クロマトグラフィー Ts p−トルエンスルホニル。] [0185] 実施例1:{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸] [0186] ] [0187] DCM(30mL)中の中間体1−1(363mg,0.86mmol)の溶液に、TFA(3mL)を一滴ずつ添加した。無色の溶液が次第に薄黄色の透明な溶液になった。この反応混合物をN2下で室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、表題の化合物を得た(100%)。 1H NMR(600MHz, CD3OD)δ 1.22 (q, 2H), 1.59 (q, 2H), 1.85 (s, 1H), 1.94 (d, 4H), 2.23 (d, 2H), 2.58 (t, 1H), 2.62 (s, 3H), 2.84 (s, 3H), 7.37 (d, 2H), 7.58 (d, 2H);m/z 368 (M+H)+。] [0188] 中間体1−1:tert−ブチル{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセタート] [0189] ] [0190] DMF(50mL)中のPyBOP(717mg,1.38mmol)、および、NH4Cl(196.6mg,3.68mmol)の溶液に、中間体1−2(390.0mg,0.92mmol)、および、最終的にDIPEA(0.80mL,4.59mmol)を添加し、反応を開始させた。この溶液を室温で5時間撹拌した。この反応を飽和Na2CO3の添加によってクエンチし、トルエン(3×100mL)で抽出した。合わせた有機物を、ブラインと水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、石油エーテル中のEtOAc(20〜60%)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製した。純粋な生成物の分画を蒸発させて、表題の化合物を白色の固体として得た(376mg,96%)。 1H NMR(400MHz, CDCl3)δ 1.20 (q, 2H), 1.47 (s, 9H), 1.50-1.64 (m, 2H), 1.80-2.00 (m, 5H), 2.17 (d, 2H), 2.56 (t, 1H), 2.67 (t, 3H), 2.98 (t, 3H), 5.43 (s, 1H), 7.33 (d, 2H), 7.52 (d, 2H), 7.81 (d, 2H);m/z 424 (M+H)+。] [0191] 中間体1−2:6−{4−[トランス−4−(2−tert−ブトキシ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボン酸] [0192] ] [0193] THF(10mL)中の中間体1−3(0.530g,1.17mmol)の溶液に、LiOH(1M,15mL)を添加した。この反応液を室温で5時間撹拌した。THFを真空中で除去し、水性の残留物を1MのHClで酸性化し、EtOAcで抽出した。有機層を相分離器を通過させて乾燥させ、濃縮し、表題の化合物を得た(0.5g,100%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.12-1.21 (m, 2H), 1.45 (s, 9H), 1.49-1.57 (m, 2H), 1.79-1.96 (m, 5H), 2.15 (d, 2H), 2.51-2.57 (m, 1H), 2.70 (s, 3H), 2.97 (s, 3H), 7.33 (d, 2H), 7.48 (d, 2H);m/z 425 (M+H)+。] [0194] 中間体1−3:エチル6−{4−[トランス−4−(2−tert−ブトキシ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキシラート] [0195] ] [0196] DME(22mL)、EtOH(12mL)および水(5mL)中の中間体1−4(0.580g,2.70mmol)の溶液に、中間体D(中間体1−7を参照;1.244g,3.11mmol)、リン酸カリウム・三塩基物(0.688g,3.24mmol)、および、PdCl2(dppf)(0.119g,0.16mmol)を添加した。この溶液を窒素で10分間脱気し、続いてマイクロ波オーブンで140℃で20分間加熱した。この反応を促進させるために、追加の量の中間体DおよびPdCl2(dppf)を添加した。140℃でさらに30分間、マイクロ波による加熱を続けた。(ここで加熱時間を長くし、追加の3倍量のリン酸カリウムを添加することによってエチルエステルを加水分解して、中間体1−2を得てもよい)。この混合物を合わせ、ガラス製のろ過漏斗を通過させてろ過し、蒸発させた。残りの黒色の残留物をEtOAcに溶解させ、0.5MのHClで洗浄し、2×EtOAcで抽出した。合わせた有機物を相分離器を通過させて乾燥させ、濃縮した。未精製物を、溶出液としてヘプタン中のEtOAc(0〜50%)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製した。蒸発させ、表題の化合物を油として得た(1.063g,80%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.13-1.22 (m, 2H), 1.42 (t, 3H), 1.47 (s, 9H), 1.49-1.58 (m, 2H), 1.80-1.95 (m, 5H), 2.16 (d, 2H), 2.49-2.56 (m, 1H), 2.66 (s, 3H), 2.81 (s, 3H), 4.45 (q, 2H), 7.30 (d, 2H), 7.53 (d, 2H);m/z 453 (M+H)+。] [0197] 中間体1−4:エチル6−クロロ−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキシラート] [0198] ] [0199] ブチロニトリル(4mL)中の中間体1−5(0.23g,1.17mmol)の懸濁液に、POCl3(0.27mL,2.93mmol)を添加した。この反応をマイクロ波オーブン中で150℃に10分間加熱し、室温に冷却した。この反応混合物に水(2mL)を添加し、相を分離した。有機層を減圧下で濃縮した。粗生成物を、溶出液としてDCM中の0.5%HOAcを用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製し、表題の化合物を得た(0.18g,73%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.43 (t, 3H), 2.68 (s, 3H), 2.78 (s, 3H), 4.46 (q, 2H);m/z 215 (M+H)+。] [0200] 中間体1−5:エチル3,5−ジメチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピラジン−2−カルボキシラート] [0201] ] [0202] 乾燥DCE(40mL)中の中間体1−6(800mg,2.53mmol)の溶液にTFA(1.95mL,25.3mmol)を添加した。この反応混合物を4時間還流加熱した。溶媒を蒸発させ、粗生成物を、溶出液としてヘプタン中のEtOAc(20〜80%)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製した。純粋な分画を濃縮して、表題の化合物を白色〜黄色の粉末として得た(160mg,32%)。次の工程で、この反応からの未精製物を精製しないで直接用いてもよい。 1H NMR(400Mhz, CDCl3)δ 4.42 (q, 2H), 2.61 (s, 3H), 2.52 (s, 3H), 1.41 (t, 3H);m/z 197 (M+H)+。] [0203] 中間体1−6:エチル2−{[N−(tert−ブトキシカルボニル)−1−アラニル]アミノ}−3−オキソブタノエート] [0204] ] [0205] 中間体1−7(500mg,3.2mmol)とBOC−Ala−NH2(843.8mg,4.5mmol,CAS85642−13−3)とを丸底フラスコに添加し、密封し、アルゴンで充填しなおした。乾燥トルエン(30mL)をシリンジで添加し、得られた不均一な混合物を90℃で10分間撹拌し、均一な溶液を得た。その間に、ロジウム(II)オクタノアート二量体(62.3mg,0.080mmol,CAS73482−96−9)をトルエン(5mL)に溶解させ、超音波浴槽上に5分間置き、微細なRh−分散液を得た。次にこの分散液を反応混合物に80℃で一滴ずつ添加した(激しいN2の気泡が観察された)。さらに高温で20分間撹拌した後、この反応混合物を減圧下で濃縮し、黒色のペースト状の固体を得た。ここでN−H挿入産物を精製してもよいし、または、直接次の工程に用いてもよい。未精製物を、ヘプタン中のEtOAc(20〜80%)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製し、表題の化合物を黄色の油として得た(850mg,84%)(ジアステレオマー混合物)。m/z 317(M+H)+。] [0206] 中間体1−7:エチル2−ジアゾ−3−オキソブタノエート] [0207] ] [0208] ポリマーに結合したトシルアジド(11g,15.4mmol)(典型的な結合量は1,4mmol/gであり、これは、Merz et al J.Org.Chem.2001, 66, 2509-2511に従って製造された)を乾燥DCM(40mL)中で膨潤させた。エチルアセトアセテート(1.0g,7.7mmol,CAS141−97−9)とTEA(3.2mL,23.1mmol)とをDCM(10mL)中に溶解させ、これを上記のポリマーを含む溶液に添加した。続いて得られた混合物を、室温で窒素下で、TLCでこの反応が完了したと判断されるまで、典型的には6時間振盪した。上清をろ過して除き、続いて樹脂を、DCM(3×30mL)で洗浄して残留した生成物をすすいだ。続いてこの反応混合物を乾燥するまで蒸発させ、表題の化合物を黄色の油として得た(1.1g,92%)。 1H NMR(400MHz, CDCl3)δ 4.28 (q, 2H), 2.45 (s, 3H), 1.33 (t, 3H)。 典型的には、これらの中間体は、それらの高エネルギー特性(Clark et al, Thermochimica Acta, 386, 2002, 73-79)のために特徴付けなかったが、粗生成物として次の工程に継続して用いた。] [0209] 中間体Dの製造: 中間体A:tert−ブチル[4−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシリデン]アセタート] [0210] ] [0211] N2下で氷冷したTHF(375mL)中の4−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサノン(15.22g,78.4mmol,CAS105640−07−1)の溶液にミネラルオイル中のNaH(3.28g,79.3mmol)を添加し、濃い懸濁液を得た。別のフラスコ中に、ミネラルオイル中のNaH(4.06g,98.0mmol)を、N2下で乾燥THF(375mL)に懸濁した。この懸濁液を0℃に冷却し、tert−ブチルP,P−ジメチルホスホノアセタート(16.82mL,82.32mmol,CAS62327−21−3)を慎重に添加した。氷槽を取り除く前に両方の混合物を約15分間撹拌した。室温で2時間後、ケトン溶液をイリド溶液にシリンジで移した。合わせた混合物をN2下で一晩撹拌した。この反応を水(約100mL)およびTHFの添加によってクエンチし、続いてこれを真空中で除去した。追加の水(150mL)を添加し、この水溶液をEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×200mL)で洗浄し、相分離器を通過させて乾燥させた。濃縮して、生成物を無色の油として得た(24.6g,99%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.51 (s, 9H), 1.55-1.65 (m, 2H), 1.97-2.07 (m, 3H), 2.29-2.40 (m, 2H), 2.70-2.78 (m, 1H), 3.90-3.96 (m, 1H), 4.60 (s, 1H), 5.62 (s, 1H), 6.77 (d, 2H), 7.09 (d, 2H)。m/z 287(M-H)-。] [0212] 中間体B:tert−ブチル[トランス−4−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル]アセタート] [0213] ] [0214] EtOAc(120mL)中の中間体A(4.2g,14.56mmol)の溶液に、10%Pd/C(390mg)を添加した。この反応液を3時間水素化した(5Bar)。触媒をセライトでろ過して除き、有機性のろ液を水で洗浄し、相分離器を通過させて乾燥させ、濃縮して無色の油(4.02gのシス:トランス混合物)を得た。この未精製の混合物を、キラルパック(Chiralpak)AD(250×50mm)カラム、および、移動相として100%ACNを用いたキラルHPLC(中性)で精製した。精製により、純粋なトランス型フェノール(2.88g,68%)を白色の固体としてを得て、加えて純粋なシス型フェノールも得た。両方の異性体のNMR解析により、所望の(主要な)異性体がトランスであることを確認した。 1H NMR (500MHz, CDCl3)δ 1.10-1.20 (m, 2H), 1.42-1.52 (m, 2H), 1.48 (s, 9H), 1.77-1.92 (m, 5H), 2.17 (d, 2H), 2.38-2.45 (m, 1H), 4.7-4.9 (m, 1H), 6.78 (d, 2H), 7.09 (d, 2H);m/z 289 (M-H)-。] [0215] 中間体C:tert−ブチル[トランス−4−(4−{[(トリフルオロメチル)スルホニル]オキシ}フェニル)シクロヘキシル]アセタート] [0216] ] [0217] DCM(75mL)中の中間体B(2.86g,9.85mmol)の溶液に、ピリジン(1.59mL,19.7mmol)を添加した。この溶液を氷槽上で冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.99mL,11.82mmol,CAS358−23−6)を一滴ずつ添加した。氷槽を取り除き、この反応液を10分間撹拌した。この反応を1MのHClでクエンチし、DCMで希釈し、飽和NaHCO3とブラインで洗浄した。有機層を相分離器を通過させて乾燥させ、濃縮した。粗生成物を、溶出液としてヘプタン中の8%のEtOAcを用いてシリカに通過させてろ過した。純粋な生成物の分画を濃縮して、表題の化合物を白色の結晶質固体として得た(4.06g,98%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.12-1.22 (m, 2H), 1.45-1.54 (m, 2H), 1.48 (s, 9H), 1.79-1.88 (m, 1H), 1.89-1.95 (m, 4H), 2.17 (d, 2H), 2.48-2.56 (m, 1H), 7.20 (d, 2H), 7.28 (d, 2H);m/z 421 (M-H)-。] [0218] 中間体D:tert−ブチル{トランス−4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセタート] [0219] ] [0220] ジオキサン(135mL)中のPdCl2(dppf)(0.93g,1.27mmol,CAS72287−26−4)の懸濁液に、N2下で、中間体C(17.9g,42.4mmol)、TEA(17.7mL,127mmol)、および、最後にTHF中の4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランの1M溶液(72mL,72mmol,CAS25015−63−8)を添加した。この混合物を7時間還流し、10℃に冷却し、そして、H2Oで慎重にクエンチした。この水溶液を2×DCMで抽出し、合わせた有機物を相分離器を通過させて乾燥させ、黒色の油になるまで濃縮した。溶出液としてヘプタン中の6%EtOAcを用いたフラッシュクロマトグラフィーにより、表題の化合物を白色の粉末として得た(12.1g,71%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.12-1.22 (m, 2H), 1.36 (s, 12H), 1.49 (s, 9H), 1.48-1.61 (m, 2H), 1.80-1.95 (m, 5H), 2.17 (d, 2H), 2.46-2.54 (m, 1H), 7.25 (d, 2H), 7.78 (d, 2H)。m/zイオン化なし。] [0221] 実施例2:3,5−ジメチル−6−[4−(トランス−4−{2−[(メチルスルホニル)アミノ]−2−オキソエチル}シクロヘキシル)フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド] [0222] ] [0223] DCM中の実施例1(30mg,0.082mmol)の溶液に、DMAP(2mg,0.02mmol)、TEA(16μL,0.122mmol)、EDCl(20mg,0.11mmol)、および、最後にメタンスルホンアミド(11mg,0.11mmol,CAS3144−09−0)を添加した。この溶液を室温で一晩撹拌した。未精製物を濃縮し、HPLC(酸性)によって精製した。蒸発およびトルエンとの共蒸発により、表題の化合物を得た(22mg,60%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.08-1.18 (m, 2H), 1.45-1.56 (m, 2H), 1.76-1.86 (m, 5H), 2.20 (d, 2H), 2.42-2.52 (m, 1H), 2.57 (s, 3H), 2.72 (s, 3H), 3.22 (s, 3H), 7.35 (d, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.99 (s, 1H), 11.67 (s, 1H);m/z 445 (M+H)+。] [0224] 実施例3:6−{4−[トランス−4−(2−アミノ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド] [0225] ] [0226] この化合物を、中間体1−1で説明したものと類似の条件を用いて実施例1から合成し、表題の化合物を白色の固体として得た(40mg,38%)。 1H NMR(500MHz,DMSO)δ 1.05-1.15 (m, 2H), 1.43-1.53 (m, 2H), 1.69-1.86 (m, 5H), 1.97 (d, 2H), 2.47-2.55 (m, 1H), 2.58 (s, 3H), 2.72 (s, 3H), 6.71 (s, 1H), 7.24 (s, 1H), 7.35 (d, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.99 (s, 1H);m/z 367 (M+H)+。] [0227] 実施例4:N−({トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセチル)−2−メチルアラニン] [0228] ] [0229] この化合物を、中間体1−1と類似の条件を用いて実施例1とアルファ−アミノイソ酪酸メチルエステル塩酸塩(CAS15028−41−8)とから合成した。中間体1−2で説明したものと類似のプロトコールを用いて、中間体メチルエステルを加水分解してそれに対応する酸にした。 1H NMR(500MHz,DMSO)δ 1.04-1.14 (m, 2H), 1.31 (s, 6H), 1.43-1.53 (m, 2H), 1.67-1.75 (m, 1H), 1.77-1.85 (m, 4H), 1.96 (d, 2H), 2.48-2.56 (m, 1H), 2.57 (s, 3H), 2.72 (s, 3H), 7.35 (d, 2H), 7.59 (br s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.77-7.82 (m, 1H), 8.00 (br s, 1H);m/z 453 (M+H)+。] [0230] 実施例5:6−{4−[トランス−4−(2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド] [0231] ] [0232] THF(1mL)中の実施例1(50mg,0.14mmol)、および、NMM(71μL,0.64mmol)の懸濁液に、0℃で、THF(0.5mL)中のエチルクロロホルメート(61μL,0.64mmol)の溶液を添加した。この反応液を0℃で約3時間撹拌したが、この時間中に反応を促進するために追加の当量のNMMおよびエチルクロロホルメートが必要であった。この反応混合物をNaBH4の水溶液に0〜5℃で一滴ずつ添加し、合わせた混合物を30分間撹拌した。この混合物をEtOAcと1MのHClとで分配し、有機層を水で洗浄し、相分離器を通過させて乾燥させ、濃縮した。未精製物をDMSOに溶解させ、HPLC(中性)によって精製した。純粋な分画を凍結乾燥することによって、表題の化合物を白色の粉末として得た(8mg,17%)。 1H NMR(500MHz, DMSO)δ 1.02-1.14 (m, 2H), 1.34-1.54 (m, 5H), 1.80-1.87 (m, 4H), 2.47-2.57 (m, 1H), 2.58 (s, 3H), 2.73 (s, 3H), 3.43-3.51 (m, 2H), 4.30-4.35 (m, 1H), 7.35 (d, 2H), 7.60 (br s, 1H), 7.65 (d, 2H), 7.99 (br s, 1H);m/z 354 (M+H)+。] [0233] 実施例6:シス−4−{[5−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}シクロヘキサンカルボン酸] [0234] ] [0235] 1.4−ジオキサン中の4.0MのHCl溶液10mL中の中間体6−1(0.0243g,0.06mmol)の溶液と数滴の水とを40℃で5時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残存した固体をHPLC(酸性)で精製し、表題の化合物を乾燥したフィルムとして得た(8.7mg,42%)。 1H NMR(500MHz, CD3OD)δ 1.72-1.83 (m, 4H), 1.90-2.07 (m, 4H), 2.47 (m, 1H), 2.67 (s, 3H), 2.85 (s, 3H), 5.27 (s, 1H), 6.92 (d, 1H), 8.03 (dd, 1H), 8.45 (s, 1H);m/z 371 (M+H)+。] [0236] 中間体6−1:tert−ブチルシス−4−{[5−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}シクロヘキサンカルボキシレート] [0237] ] [0238] この化合物を、中間体1−1で説明したものと類似の手法を用いて中間体6−2から合成した。精製により、表題の生成物を白色の固体として得た(24.3mg,68%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.45 (s, 9H), 1.67-1.79 (m, 4H), 1.85-2.07 (m, 4H), 2.34 (m, 1H), 2.68 (s, 3H), 2.96 (s, 3H), 5.28 (s, 1H), 5.77 (s, 1H), 6.84 (d, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.82 (dd, 1H), 8.39 (s, 1H);m/z 427 (M+H)+。] [0239] 中間体6−2:6−(6−{[シス−4−(tert−ブトキシカルボニル)シクロヘキシル]オキシ}ピリジン−3−イル)−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボン酸] [0240] ] [0241] この化合物を、中間体1−3におけるものと類似の鈴木条件を用いて中間体6−3と中間体1−4とから合成し、表題の化合物を白色の固体として得た(36mg,45%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.44 (s, 9H), 1.67-1.79 (m, 4H), 1.84-2.05 (m, 4H), 2.34 (m, 1H), 2.72 (s, 3H), 2.97 (s, 3H), 5.27 (s, 1H), 6.85 (d, 1H), 7.80 (d, 1H), 8.37 (s, 1H);m/z 428 (M+H)+。] [0242] 中間体6−3:tert−ブチルシス−4−{[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル]オキシ}シクロヘキサンカルボキシレート] [0243] ] [0244] 1,4−ジオキサン(10mL)中の中間体6−4(0.124g,0.35mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(0.121g,0.48mmol,CAS73183−34−3)、および、酢酸カリウム(0.139g,1.41mmol)を脱気して、N2下でPdCl2(dppf)(0.013g,0.02mmol)を添加した。この反応液を85℃で16時間加熱した。溶媒を蒸発させ、未精製物を、EtOAcに溶解させ、水(2×25mL)で洗浄し、有機物をNa2SO4上で乾燥させ、ろ過し、蒸発させた。茶色がかった油を、ヘプタン中の5〜50%のEtOAcを用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製し、表題の化合物を乾燥したフィルムとして得た(74mg,52%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.30 (s, 12H), 1.43 (s, 9H), 1.59-1.77 (m, 4H), 1.80-2.00 (m, 4H), 2.29 (m,1H), 5.25 (m, 1H), 6.67 (d, 1H), 7.88 (dd, 1H), 8.48 (d, 1H)。] [0245] 中間体6−4:tert−ブチルシス−4−[(5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ]シクロヘキサンカルボキシレート] [0246] ] [0247] 1,1−ジ−tert−ブトキシ−N,N−ジメチルメタンアミン(0.893mL,3.72mmol,CAS36805−97−7)中の中間体6−5(0.224g,0.75mmol)の溶液を、マイクロ波オーブンで120℃で45分間加熱した。未精製物を、ヘプタン中のEtOAc(5〜70%)を用いたフラッシュクロマトグラフィーで精製し、表題の化合物を白色の固体として得た(124mg,46%)。 1H NMR(500MHz, CDCl3)δ 1.43 (s, 9H), 1.58-1.75 (m, 4H), 1.82-2.00 (m, 4H), 2.3 (m, 1H), 5.13 (m, 1H), 6.61 (d, 1H), 7.59 (dd, 1H), 8.12 (d, 1H);m/z 357 (M+H)+。] [0248] 中間体6−5:シス−4−[(5−ブロモピリジン−2−イル)オキシ]シクロヘキサンカルボン酸] [0249] ]
权利要求:
請求項1 式(I):[式中、環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、これらはそれぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され;Xは、=Oまたは=Sであり;環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、ピリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され;Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり;Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは、2または3であり、Y2は、環CにおいてY1と同じ炭素原子で結合しており、Y2は、環BにおいてY1と隣接する炭素原子で結合しており;nは0であるか、または、Y1が環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが(4〜6C)シクロアルカンである場合、nは1であり、5または6員環のスピロ環系が形成されて環Cにおいて結合が3ヶ所形成される;環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環または環系であり、(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカンから選択され、それぞれ、利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく;または、環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、フェニレン、ピリジンジイル、NでY1に連結したピペリジンジイル、ピペラジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、ピラゾールジイル、および、アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンジイルから選択され;それぞれ、利用可能な炭素原子上で4個以下の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択され;Lは、環Cへの直接結合、−O−、−S−または−NH−であり;pは、0(Lが直接結合の場合)、1または2であり、pが1または2である場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであるか、または、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し;Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい]で示される化合物(ただし、化合物(4−(4−(6−カルバモイル−ピリジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)酢酸は除く)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項2 環Aは、2,6−ピラジンジイル、3,5−ピリジンジイル、または、2,6−ピリジンジイルであり、それぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択され;Xは、=Oまたは=Sであり;環Bは、1,4−フェニレンであるか、または、環Bは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、ピリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ、利用可能な炭素原子上で1個または2個の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択され;Y1は、環Bと環Cとの間の直接結合であるか、または、Y1は、−O−、−S−または−NRa−であり、ここでRaは、水素、または、(1〜4C)アルキルであり;Y2は、−(CH2)r−であり、ここでrは、2または3であり、Y2は、環CにおいてY1と同じ炭素原子で連結されており、Y2は、環BにおいてY1と隣接する炭素原子で結合しており;nは0であるか、または、Y1が環Bと環Cとの間の直接結合である場合、および、環Bが1,4−フェニレンであり且つ環Cが(4〜6C)シクロアルカンである場合、nは1であり、5または6員環のスピロ環系が形成される;環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環または環系であり、(4〜6C)シクロアルカン、(7〜10C)ビシクロアルカン、および、(8〜12C)トリシクロアルカンから選択され、それぞれ、利用可能な炭素原子(Z含有基が結合している環炭素原子を含む)上で、ヒドロキシ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択される1個の置換基で置換されていてもよく;または、環Cは、2つの結合(ただし同じまたは隣接する原子を介した結合は除く)を有する環であり、ここで該環は、フェニレン、ピリジンジイル、NでY1に連結したピペリジンジイル、フランジイル、チオフェンジイル、ピロールジイル、オキサゾールジイル、チアゾールジイル、イミダゾールジイル、イソオキサゾールジイル、イソチアゾールジイル、および、ピラゾールジイルから選択され;それぞれ、利用可能な炭素原子上で4個以下の置換基で置換されていてもよく、ここで該置換基は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ(1〜4C)アルキルから選択され;Lは、環Cへの直接結合、−O−、−S−または−NH−であり;pは、0、1または2であり、pが1である場合、RA1およびRA2は、それぞれ独立して、水素、または、(1〜4C)アルキルであるか、または、RA1およびRA2は、一緒に結合して(3〜6C)スピロアルキル環を形成し;Zは、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスター、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、カルボキシまたはその模倣体もしくはバイオイソスターで置換されていてもよく;および、ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい、請求項1に記載の式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項3 請求項1または2に記載の式(IA):(式中、X、環A、環B、Y1、p、RA1、RA2およびZは、請求項1または2で定義された通り)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項4 請求項1または2に記載の式(IB):、(式中、X、環A、環B、Y1、p、RA1、RA2およびZは、請求項1または2で定義された通り)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項5 Xは、=0であり;環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、これは、利用可能な炭素原子上で、独立して、直鎖状(1〜3C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜2C)アルコキシ、メトキシメチル、アミノ、および、シアノから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく;環Bは、1,4−フェニレンであり、これは、利用可能な炭素原子上で、独立して、ハロ、アミノ、シアノ、(1〜4C)アルキル、(2〜3C)アルケニル、(2〜3C)アルキニル、(1〜4C)アルコキシ、および、(1〜4C)アルコキシ−(1〜4C)アルキルから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく;環Cは、1,4−シクロヘキサンであり;nは、0であり、Y1は、直接結合であるか、または、Y1は、−O−であり;Lは、直接結合であり;pは、1であり、RA1およびRA2は、それぞれ水素であり;Zは、カルボキシ、テトラゾール基、−C(O)NHS(O)2Me、ヒドロキシ、または、−CONRbRcであり、ここでRbおよびRcは、独立して、水素および(1〜4C)アルキルから選択され、ここで該(1〜4C)アルキル基は、カルボキシで置換されていてもよく;および、ここで、上記で定義された直鎖状(1〜3C)アルキル、(1〜2C)アルコキシ、(1〜4C)アルキル、または、(1〜4C)アルコキシ含有基のあらゆる炭素原子は、3個以下のフルオロ原子で置換されていてもよい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項6 環Aは、2,6−ピラジンジイルであり、ここで該2,6−ピラジンジイルは、利用可能な炭素原子上で、1個または2個の直鎖状(1〜3C)アルキル置換基で置換されていてもよい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項7 以下から選択される請求項1または2に記載の化合物:{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸;3,5−ジメチル−6−[4−(トランス−4−{2−[(メチルスルホニル)アミノ]−2−オキソエチル}シクロヘキシル)−フェニル]ピラジン−2−カルボキサミド;6−{4−[トランス−4−(2−アミノ−2−オキソエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド;N−({トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}アセチル)−2−メチルアラニン;6−{4−[トランス−4−(2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシル]フェニル}−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド;(トランス−4−{4−[6−カルバモイル−5−(ジフルオロメチル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}シクロヘキシル)酢酸;{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3−エチル−5−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸;{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−5−エチル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸;{トランス−4−[4−(6−カルバモイル−3−メチルピラジン−2−イル)フェニル]シクロヘキシル}酢酸;2−((1r,4s)−5’−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−2’,3’−ジヒドロスピロ[シクロヘキサン−1,1’−インデン]−4−イル)酢酸;(1r,4s)−5’−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)−2’,3’−ジヒドロスピロ[シクロヘキサン−1,1’−インデン]−4−カルボン酸;2−((1r,4r)−4−(4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル)シクロヘキシル)−2−メチルプロパン酸;2−(1−(4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−3−イル)酢酸;(1R,5S,6r)−3−(4−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)フェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−カルボン酸;6−(4−((1r,4r)−4−((1H−テトラゾール−5−イル)メチル)シクロヘキシル)フェニル)−3,5−ジメチルピラジン−2−カルボキサミド;4’−(6−カルバモイル−3,5−ジメチルピラジン−2−イル)ビフェニル−4−カルボン酸;メチル トランス−4−{4−[6−(アミノカルボニル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}−シクロヘキサンカルボキシレート;トランス−4−{4−[6−(アミノカルボニル)−3−メチルピラジン−2−イル]フェニル}シクロヘキサンカルボン酸;または、これらのいずれかの製薬上許容できる塩。 請求項8 それらのプロドラッグが、(1〜6C)アルキルエステル、(1〜6C)アルコキシメチルエステル、(1〜6C)アルカノイルオキシメチルエステル、フタリジルエステル、(3〜8C)シクロアルコキシカルボニルオキシ(1〜6C)アルキルエステル、1,3−ジオキソラン−2−イルメチルエステル、(1〜6C)アルコキシカルボニルオキシエチルエステル、アミノカルボニルメチルエステル、および、アミノカルボニルメチルエステルのモノまたはジ−N−((1〜6C)アルキル)型から選択される、カルボキシ基のエステルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。 請求項9 カルボキシ基の模倣体またはバイオイソスターが、−SO3H、−S(O)2NHR13、−S(O)2NHC(O)R13、−CH2S(O)2R13、−C(O)NHS(O)2R13、−C(O)NHOH、−C(O)NHCN、−CH(CF3)OH、−C(CF3)2OH、−P(O)(OH)2、および、以下に示す部分式(a)〜(i’)の基:から選択され、ここで、部分式(k)におけるpは1または2であり、R27およびR28は、独立して、水素、ヒドロキシ、(1〜6C)アルコキシ、チオール、(1〜6C)アルキルチオ、−C(O)R29、−S(O)R30、−SO2R31、−NR32R33、−NHCN、ハロゲン、および、トリハロメチルから選択され、R29、R30およびR31が、−OR34、(1〜6C)アルキル、−NR32R33、または、トリハロメチルであり、R32およびR33は、独立して、水素、(1〜6C)アルキル、−SO2R34、および、−COR35から選択され、R35が(1〜6C)アルキルまたはトリハロメチルであり、R34は、水素、(1〜6C)アルキル、または、トリハロメチルであり、R13は、水素、(1〜6C)アルキル、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、((1〜3C)アルキル)CONH−、カルボキシ、(1〜6C)アルコキシ、(1〜6C)アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−((1〜6C)アルキル)カルバモイル、ハロ((1〜6C)アルキル)(例えば、トリフルオロメチル)、(1〜6C)アルキルスルホニル、または、(1〜6C)アルキルスルフィニルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。 請求項10 医薬品として使用するための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項11 温血動物(例えばヒト)において糖尿病および/または肥満症を治療する医薬品として使用するための、請求項10に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグ。 請求項12 温血動物(例えばヒト)においてDGAT−1活性の阻害を生じさせるのに使用するための医薬品の製造における、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグの使用。 請求項13 温血動物(例えばヒト)において糖尿病および/または肥満症の治療に使用するための医薬品の製造における、請求項12に記載の式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグの使用。 請求項14 糖尿病および/または肥満症の治療が必要な温血動物(例えばヒト)における、糖尿病および/または肥満症の治療方法であって、該動物に、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグの有効量を投与することを含む、方法。 請求項15 製薬上許容できる賦形剤またはキャリアーと共に、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式(I)で示される化合物、または、それらの製薬上許容できる塩またはプロドラッグを含む医薬組成物。
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